自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

道端にて咲く・・・スベリヒユ

2011-07-29 21:12:00 | お散歩


スベリヒユ[滑り莧](スベリヒユ科)
歩道の脇に、こんな花も咲いていました。小さな花ですが、可愛い花を咲かせるスベリヒユです。
以前にも載せましたが、マツバボタンなど、ポーチュラカと呼ばれる園芸種の仲間になります。
このスベリヒユ、C4植物と呼ばれ、効率的に二酸化炭素を取り込むので、気孔を大きく開けずに、空気中の低い濃度の二酸化炭素をすみやかに体内へ取り込むことができるそうです。
そのため水の消費量を、普通の植物の約半分に節約できるのです。また、二酸化炭素を効率よく取り込むことから、二酸化炭素不足が生じず、光を無駄にすることなく、晴天の日の昼間の強い太陽光を全て使って光合成ができるのだそうです。
植物は、皆同じように光合成をするのかと思っていましたが、色々と特徴があるんですね。
そんなスベリヒユ、野菜として食す地域も多いそうですが、未だに食べたことがありません。

2009年の花

7月中旬 横浜市内にて

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6 コメント

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Unknown (エフ・エム)
2011-07-29 22:22:01
C4光合成はトウモロコシやススキもするので、縁とは関係がないところが不思議です。独立に発達させたシステムですね。
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Unknown (YAKUMA)
2011-07-30 19:33:59
エフ・エムさん、こんばんは
C4植物はトウモロコシやススキもそうなんですね。
私は聞きかじっただけなので、よく理解していません。
でも、面白い仕組みだなと思いました。
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Unknown (とんとん)
2011-07-30 20:11:31
ポーチュラカは茎を刺すだけで根がでて増えて丈夫ですが、効率的な光合成の仕組みもあったのですね。
色々あるんだと勉強になりました。
スベリヒユも美味しいでしょうね。
ポーチュラカはちょっとぬるぬるして美味しかったですよ。^^
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Unknown (ディック)
2011-07-30 21:22:19
あ、思い出しました。
亡父のほうの門から玄関への煉瓦敷きの途中に、昨年は花を咲かせていたのです。
今年はどうだろう? かみさんが抜いてしまったかも知れません。
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Unknown (YAKUMA)
2011-07-31 21:10:28
とんとんさん、こんばんは
茎を刺すだけでも増えるのですか。
自分で育てたことが無いので、そういうことも分かりません。教えていただきありがとうございます。
ぬるぬるするというところは、スベリヒユと同じのようですね。
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Unknown (YAKUMA)
2011-07-31 21:11:43
ディックさん、こんばんは
玄関へのアプローチにあったんですか。
抜かれている可能性は大なのでしょうね。
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