自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

何処へ行く・・・コウヤボウキ

2008-02-24 23:56:00 | お散歩
コウヤボウキ[高野箒](キク科)
秋に花を咲かせていたコウヤボウキ、今年もまた無事に実りを迎えていたようです。
高野山で幹枝から箒をつくったことからこの名がついたそうですが、この白い冠毛の様子も箒みたいですね。
春一番も吹き荒れて、春本番も近いようです。冬の名残りといったところでしょうか。
2月中旬 横浜市内にて 

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丸いドングリ・・・クヌギ

2008-02-23 17:49:00 | お散歩
クヌギ[橡、椚](ブナ科)
身近な雑木林や里山に生える落葉高木。葉は互生し、長楕円状披針形で先は尖り、縁に針状の鋸歯があります。コナラとともに雑木林を構成する代表種になります。花期は4月、秋には丸いドングリが生ります。
今の季節、ライバルのコナラは、地面の上に落ちたドングリから芽生えが始まっているのをよく見かけます。ところが、クヌギのドングリの芽生えは見当たりません。
クヌギやコナラは、貯食型散布といって、食物を地中に貯える習性を持つ動物によって貯蔵場所に運ばれ、食べ残されたり食べ忘れられたりしてその場で発芽することがあります。
このドングリは、クヌギの根元付近に落ちていたもののひとつです。運ばれることなく残ったのか、運ぶ動物がいないのか・・・・・
このままでは、芽生えることはできないのでしょうか。艶の無くなったドングリ、心配です。

2月中旬 横浜市内にて 
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風にのって~

2008-02-22 14:15:00 | お散歩
ウバユリ[姥百合](ユリ科)
林の中を歩いていると、枯れかけたウバユリに出会いました。
いつも花を見ようと思うのですが、花の咲く時期はなぜか忘れてしまいます。こんな姿を見て、また花を見忘れたと思うのです。
この果実の中には、種子がたくさん入っています。種子は扁平で膜があり、風にのって散布されます。
2月中旬 横浜市内にて
関東以西の山野の湿った林内に生える多年草で、花期は7~8月、高さ1mほどの花茎を出し、緑白色の花をつけます。花は長さ7~10cmで、内部には褐色の斑点があります。葉は茎の中部について互生し、長い柄があり、卵状楕円形で基部は心形になり、縁は全縁です。

ウバユリの花、今年は見てみようと思います。
2006年4月下旬 横浜市内にて

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梅に鶯・・・?

2008-02-21 20:33:00 | お散歩
メジロ(メジロ科)
2代目のウメを見ようとしたところ、2羽のメジロが花の間を忙しそうに飛びまわっていました。
私が木の真下に近づいても逃げる気配はありません。落ち着いて観察できたので、私にしてはよく撮れている写真だと思います。

子どもの頃、我が家にあったウメにもよくメジロが来ていました。
「チー、チー」と鳴きながら、枝から枝へと動き回っている姿は、今でも心に残っています。
ベランダにある3代目のウメ、花が咲いたらメジロたちも来てくれるでしょうか。いつになるのか分かりませんが、楽しみにしています。
2月中旬 横浜市内にて 
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枯れて残って・・・カラスウリ

2008-02-20 22:06:00 | お散歩
カラスウリ[烏瓜](ウリ科)

秋にオレンジ色に色付いたカラスウリの実が、林の奥に残っていました。
あの頃のはりや艶はなく、黒ずんでいますね。触ってみると乾いて硬くなっていました。

中はどうなっているのだろうと思って、少し皮を崩してみました。
黒く見えるのは、種子でしょうか。
周りには果肉の名残りがこびりついていました。
このカラスウリは、私の背丈より低いところに生っていたのでよく観察できました。散策路から外れた林の奥のほうにあったので、想像するに花の咲く頃は、草が生い茂って近づくことは難しいでしょう。
この季節ならではの出会いでした。
2月中旬 横浜市内にて 
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