クヌギ[橡、椚](ブナ科)
身近な雑木林や里山に生える落葉高木。葉は互生し、長楕円状披針形で先は尖り、縁に針状の鋸歯があります。コナラとともに雑木林を構成する代表種になります。花期は4月、秋には丸いドングリが生ります。
今の季節、ライバルのコナラは、地面の上に落ちたドングリから芽生えが始まっているのをよく見かけます。ところが、クヌギのドングリの芽生えは見当たりません。
クヌギやコナラは、貯食型散布といって、食物を地中に貯える習性を持つ動物によって貯蔵場所に運ばれ、食べ残されたり食べ忘れられたりしてその場で発芽することがあります。
このドングリは、クヌギの根元付近に落ちていたもののひとつです。運ばれることなく残ったのか、運ぶ動物がいないのか・・・・・
このままでは、芽生えることはできないのでしょうか。艶の無くなったドングリ、心配です。
2月中旬 横浜市内にて
身近な雑木林や里山に生える落葉高木。葉は互生し、長楕円状披針形で先は尖り、縁に針状の鋸歯があります。コナラとともに雑木林を構成する代表種になります。花期は4月、秋には丸いドングリが生ります。
今の季節、ライバルのコナラは、地面の上に落ちたドングリから芽生えが始まっているのをよく見かけます。ところが、クヌギのドングリの芽生えは見当たりません。
クヌギやコナラは、貯食型散布といって、食物を地中に貯える習性を持つ動物によって貯蔵場所に運ばれ、食べ残されたり食べ忘れられたりしてその場で発芽することがあります。
このドングリは、クヌギの根元付近に落ちていたもののひとつです。運ばれることなく残ったのか、運ぶ動物がいないのか・・・・・
このままでは、芽生えることはできないのでしょうか。艶の無くなったドングリ、心配です。
2月中旬 横浜市内にて
ウバユリ[姥百合](ユリ科)
林の中を歩いていると、枯れかけたウバユリに出会いました。
いつも花を見ようと思うのですが、花の咲く時期はなぜか忘れてしまいます。こんな姿を見て、また花を見忘れたと思うのです。
この果実の中には、種子がたくさん入っています。種子は扁平で膜があり、風にのって散布されます。
2月中旬 横浜市内にて
関東以西の山野の湿った林内に生える多年草で、花期は7~8月、高さ1mほどの花茎を出し、緑白色の花をつけます。花は長さ7~10cmで、内部には褐色の斑点があります。葉は茎の中部について互生し、長い柄があり、卵状楕円形で基部は心形になり、縁は全縁です。
ウバユリの花、今年は見てみようと思います。
2006年4月下旬 横浜市内にて
林の中を歩いていると、枯れかけたウバユリに出会いました。
いつも花を見ようと思うのですが、花の咲く時期はなぜか忘れてしまいます。こんな姿を見て、また花を見忘れたと思うのです。
この果実の中には、種子がたくさん入っています。種子は扁平で膜があり、風にのって散布されます。
2月中旬 横浜市内にて
関東以西の山野の湿った林内に生える多年草で、花期は7~8月、高さ1mほどの花茎を出し、緑白色の花をつけます。花は長さ7~10cmで、内部には褐色の斑点があります。葉は茎の中部について互生し、長い柄があり、卵状楕円形で基部は心形になり、縁は全縁です。
ウバユリの花、今年は見てみようと思います。
2006年4月下旬 横浜市内にて