自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

あじわい・ふれあい・・・ヒバリ

2008-03-16 17:59:05 | お散歩
ヒバリ(ヒバリ科)
ユーラシア大陸の温帯・亜寒帯に分布し、日本では沖縄を除く全国で繁殖し、留鳥として生息します。草原や川原、農耕地、牧場など丈の低い草が疎らに生えた乾燥地を好み、地面を歩きながら草の実や昆虫を食べます。4月~7月が繁殖期で、一夫一妻だそうです。
散策中に上空からヒバリのさえずりが聞こえてきました。

道端の畑で、降下と上昇を何度か繰り返しているのが確認できたので、飛び立つところを近くで見たくて、畑の脇まで行ってみると広い畑の中ほどにヒバリらしき鳥がいました。観察を続けていると地面の上に残った枯葉などをひっくり返しながらさえずっています。やはりヒバリです。暫らく見ていたのですが、飛び立つ気配はなく、時折立ち止まって周りを確認しながらちょこまかと動き回っていました。

子どもの頃、近所の空き地にヒバリがいました。家にいてヒバリのさえずりを聞くことができたのです。いつの頃か空き地が資材置き場になり、ヒバリの姿が見られなくなりました。
ヒバリのさえずりを聞くと子どもの頃が懐かしく思い出されます。
ヒバリが生息できる環境が減少しているのは、ここ横浜も例外ではありません。
身近な鳥として、いつまでもこのさえずりを聞いていたいですね。。。。。

3月上旬 横浜市内にて 
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これも花咲く・・・コノテガシワ

2008-03-15 18:47:22 | 家族
コノテガシワ[児手柏](ヒノキ科)
以前、モヤットボールのような実を載せた事がありますが、春先にこんな花を咲かせるようです。雌雄同株で、この花は雄花のようです。
原産地の中国では、樹高20mにもなるそうですが、庭木や公園樹として植えられているものは園芸品種で、それほど樹高は高くならないそうです。

この木もTDLに植えられていたものです。移動の途中目に留まったのですが、ここではこの花に気付く人は少ないでしょうね。。。。。
3月上旬 TDLにて 
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お花畑・・・ナズナ

2008-03-14 20:49:00 | お散歩
ナズナ[薺](アブラナ科)
道端の畑で、ナズナの群生に出会いました。まるで自分が主役だと言わんばかりに、辺り一面を覆いつくしていました。小さくてあまり目立たない白い花ですが、これだけ揃うと見応えがありますね。
春の七草のひとつだからと言って、ここで栽培されているわけではないでしょうが、途中で耕作を放棄したような、この畑のこれからが気になります。
ナズナの花も咲き始め、ますます春らしい道端になってきました。。。。。

3月上旬 横浜市内にて 
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帰り支度を・・・オナガガモ

2008-03-13 21:18:32 | お散歩
オナガガモ(カモ科)
ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の中・高緯度地方で繁殖し、日本には冬鳥として大量に飛来するそうです。夜間に水田や湿地に出て採餌しますが、池等で首を水中に入れて食べたりもします。雑食性で水草の種子や水生昆虫等を食べるそうです。
手前が雌で、奥の方が雄です。やはり、雄の方が目立っていますね。
雄も雌も尾が長いのが特徴だそうです。
境川沿いを散歩している時に出会ったのですが、この2羽は番いなのでしょうか、仲良く寄り添いながら、時折首を水中に入れて餌を食べているようでした。
冬も終わり、そろそろ帰り支度をしているのでしょうか。また、来年も会いましょう。。。。。

3月上旬 境川にて 
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タンポポ・・・

2008-03-12 18:41:00 | お散歩
セイヨウタンポポ[西洋蒲公英]
(キク科)
道端や空き地、荒地などに生える、ヨーロッパ原産の多年草です。3~10月、黄色い頭花を咲かせます。総苞外片は反り返るのが特徴です。日本には、明治時代後期に渡来したそうですが、今では一番よく目にするタンポポでしょう。
このタンポポは、まだ寒いからか、花茎を伸ばさずに咲いていますね。

果実は冠毛を持つそう果で、灰褐色をしています。果実が暗赤色~褐赤紫色になるものをアカミタンポポというそうです。
さすがに果実がなると、花茎を伸ばしますね。
セイヨウタンポポを代表とする外来タンポポと、元々日本に産した在来タンポポでは、出現する立地が異なるそうです。在来タンポポの減少は、外来種が在来種を駆逐したわけではなく、生育に好ましい土地が減少したためだということです。
在来種を増やすには、自然環境の回復が必要ですね。。。。。
3月上旬 横浜市内にて 

コメント (2)
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