自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ここで帰化して・・・

2008-04-25 21:20:00 | お散歩
Viola soloria
アメリカスミレサイシン
[亜米利加菫細辛](スミレ科)
去年見たViola soloriaとは花の色が違いますが、同種の北アメリカ原産の多年草です。
まだ数は少ないですが、いろいろな所で帰化しているそうです。

雑木林の道端で、タチツボスミレが並んで咲くのを見ていたら、ひと株だけ花の様子が違うスミレがありました。それがこの花です。側弁の毛が著しく目立っています。
近い将来、町中で見かけるスミレは皆、このスミレになってしまうのでしょうか。花は綺麗ですけど、複雑な想いです。
スミレ、スミレ、いろいろあります。

4月中旬 横浜市内にて 
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白花、ここにも・・・

2008-04-24 20:59:00 | お散歩
シロバナタチツボスミレ
[白花立坪菫](スミレ科)
雑木林の中にある草地に、タチツボスミレが群生していたので近づいて行くと、白いものが見えました。よく見てみると白い花のスミレでした。
ここでは、何株かまとまって生えていましたが、花の色以外はタチツボスミレと同じようでした。

この花の様に、距や花弁が純白であるものをシロバナタチツボスミレと呼ぶそうです。
花弁は純白でも、距に色が残っているものはオトメスミレと呼ぶそうです。
残念ながらここでは、「オトメ」に出会うことはできませんでしたが、純白のスミレ、なかなか綺麗でしたよ。
4月中旬 横浜市内にて 
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紫や白い花も・・・

2008-04-23 20:46:00 | お散歩
ムラサキケマン[紫華鬘](ケシ科)

今年もこの花が咲き始めました。
同属のジロボウエンゴサクに出会いたいと思っているのですが、なかなか巡り合うことができません。
見慣れた野草は、つい見過ごしてしまいます。以前にも載せましたが、ムラサキケマンは有毒植物です。

シロヤブケマン[白藪華鬘](ケシ科)

ムラサキケマンの白花種です。
去年初めて出会ったのですが、その場所とは違う所に咲いていました。
花全体が白い種を「ユキヤブケマン」と呼ぶそうです。「ユキ」には、まだ出会ったことがありません。

初めて見たときは、ちょっと興奮しましたが、それほど珍しくないみたいで、ここでもムラサキケマンと一緒に咲いていました。
いろいろ見ていたら、なんだか分からなくなってきました。
白も紫も同じムラサキケマンという事になるそうです。
4月中旬 横浜市内にて 
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蔓とつくけど・・・ツルカノコソウ

2008-04-22 20:28:00 | お散歩
ツルカノコソウ[蔓鹿子草]
(オミナエシ科)
山地の木陰などに生える多年草。
茎は細く、高さ20~40cm、葉は対生で羽状に全裂し、葉の裂片に波状の鈍鋸歯があります。花期は4~5月、こんな白い花を咲かせます。
同属のカノコソウは、薬用となりますが、ツルカノコソウは薬用として用いることはないそうです。
鹿子草は、花が「鹿の子(かのこ)絞り」に似ていることから名付けられたそうです。ツルカノコソウは、この様に実際はつる状ではなく、「ツル」と付くのは花の後につる状の走出茎を出すことからだそうです。
「ツル」をイメージして探していたら、出会えなかったかも知れませんね。
4月中旬 横浜市内にて 
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絡まれて・・・

2008-04-21 18:40:00 | お散歩
昨日のミツバアケビと同じ林際の道端で、アケビに絡みつかれたキブシと出会いました。
アケビの花のほうが目立っていて、はじめはキブシの花に気付きませんでした。
アケビは、雌花もたくさん咲いているので、果実に出会うことができるでしょうか。でも咲いているのは手を伸ばしても届かないところです。味見をするのはちょっと無理みたいですね。
キブシとアケビの若葉の緑が、春の日に照らされて眩しいです。
4月中旬 横浜市内にて 
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