自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

葉に守られて・・・ハナイバナ

2008-04-05 18:57:00 | お散歩
ハナイバナ[葉内花](ムラサキ科)
道端や畑、庭の隅などに生える1年草。花期は長く3~12月、径約2~3㎜の小さな花を咲かせます。
昨日載せたキュウリグサに似ていますが、茎の先まで葉がつき、その葉の間に花を咲かせることから、この名がついたそうです。
いつもの散策コースで出会った時、キュウリグサにしては感じが違うなと思いました。そう、葉のつき方が違うのですね。花の色も薄いようです。
庭の片隅に咲いているかもしれません。小さな花に気付いてあげてください・・・・・

3月下旬 横浜市内にて 
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これもタビラコ・・・キュウリグサ

2008-04-04 20:25:00 | お散歩
キュウリグサ[胡瓜草](ムラサキ科)
野原や道端などに生える越年草。
3~6月、先が巻く花序を出し、径約2㎜の淡青紫色のこんな花をつけますが、開花が進むにつれ、花序は真っ直ぐになります。
先が曲がるこの花序をサソリ形花序ともいうそうですが、この写真ではちょっと分かりづらいでしょうか。
こんな小さな花ですが、よく見ると可愛いですね。ただ歩いているだけでは、この可愛さはわかりません。
たまにはキュウリグサと同じ視線で見つめてみるのもいいですね。

3月下旬 横浜市内にて 
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何を釣る?・・・ウラシマソウ

2008-04-03 20:27:25 | お散歩
ウラシマソウ[浦島草](サトイモ科)

花も葉も一緒に土の中から出てくるのですね。まだ咲いているとは言えないのかも知れませんが、釣り糸のような付属体が伸びていますね。
花が咲く頃には、暗紫色になりますが、まだ薄緑色で若々しいですね。
根茎を必要なときにすりおろし、リウマチ、肩こり、神経痛に外用します。根茎にはシュウ酸が含まれているので、口にすると大変なことになるそうです。気をつけてください。
テンナンショウ属の植物は、見分けるのが難しいそうですが、ウラシマソウは長く伸びる付属体が目印です。春の林際で探してみてください。
3月下旬 横浜市内にて 
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新芽萌えて・・・シロダモ

2008-04-02 21:01:00 | お散歩
シロダモ(クスノキ科)
こちらの新芽も膨らみ始めたようです。先日載せたタブノキとは異なり、シロダモは秋に花を咲かせます。もう少しすれば、この芽から柔らかな葉が出てくることでしょう。
木にもそれぞれの春があります。ただ咲いているのではなく、いつ花を咲かせるかは、生き残っていくための大切な戦略ですなのね。
3月下旬 横浜市内にて 
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春に咲く・・・キブシ

2008-04-01 21:44:00 | お散歩
キブシ[木五倍子](キブシ科)
サクラの花は、春の代名詞でしょうが、キブシの花も春に先駆け咲き始めています。華やかさはありませんが、葉が出る前に咲き始めるので、ぶどうの実のように垂れ下がって咲く姿は目立ちますね。
梅雨の頃には、緑色をした実がなり始め、秋には黄緑色に熟します。
雄花 3月下旬 平塚市内にて
こちらは雌花です。
よく見ると雄花にも雌花にも、雄蕊と雌蕊ともにあります。キブシが雌雄異株だということを最近まで気付きませんでした。他の方のBlogで雌雄異株ということを教えていただき、手元の図鑑を調べ直してみると雌雄異株と載っていました。また思い込みで覚えていたようです。
今年は、初めて雄花と雌花を意識して観察することができました。
雌花 横浜市内にて

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