自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

水の中にも・・・コウホネ

2012-08-26 18:46:00 | お散歩
コウホネ[川骨・河骨](スイレン科)
久しぶりに訪れた公園の池で、まだコウホネの花が咲いていました。
花期は6~9月と手元の図鑑にはありますが、花の数は少なかったです。この場所で初めて、コウホネの花を見たのは6月半ばでした。その時に比べると葉の傷みは明らかですね。

葉影に隠れて咲く花をズームで寄って撮りました。面白い構造をしていますね。

真上から見られた花もありました。
一番外側の、5枚ある大きな花弁状のものは蕚片です。そのすぐ内側に見えるものが花弁です。蕚片よりかなり小さいですね。
中央で艶々しているものが雌しべで、その周りを細長い多数の雄しべが取り囲んでいます。
この花は、開き始めたばかりのようです。中央付近の雄しべは、まだ詰まった感じがしています。
この日も暑い一日でした。水辺にいても涼しさを感じることは出来ませんでした。
厳しい残暑が続きますね。

2010年の花

8月中旬 横浜市内にて

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水辺にて・・・

2012-08-25 18:33:00 | お散歩
ミソハギ[禊萩](ミソハギ科)
林縁ではミソハギも花を咲かせていました。
よく見ると小さな流れ沿いにまとまって生えています。花茎も随分伸びて、咲き疲れた感じもしますね。
お盆も終わり、来週からは子供たちの学校も始まります。

2011年の花

コケオトギリ[苔弟切](オトギリソウ科)
林縁を流れる、別の水辺にはコケオトギリが、ドクダミの葉に隠れるように花を咲かせていました。
強い陽射しで、黄色い花がとんでしまいました。工夫の無い撮り方です。
小さな流れでも、多くの命を育んでいるのですね。消えて欲しくない花のひとつです。

2011年の花

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水際で咲く・・・

2012-08-24 21:48:00 | お散歩
キツリフネ[黄釣舟](ツリフネソウ科)
アシ原の広がる水辺には、キツリフネが黄色い花を咲かせていました。
ここで見るのは初めてです。

こんな細長い花茎の先に咲いて、本当に頼り無い感じがします。
繊細な花といったほうが良いのでしょうか。
すぐ近くでは、林縁の流れに沿って、ちょっとした群生も見られました。
よく歩く林縁では、ツリフネソウの群生を見ることができます。距の先の姿が違いますが、よく似た花ですよね。
それぞれの色を選んだ理由は何でしょう。分からないことでしょうが、ちょっと気になります・・・

2010年の花 2011年のツリフネソウ

8月中旬 横浜市内にて

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咲き始めて・・・クサギ

2012-08-23 21:25:00 | お散歩

クサギ[臭木](クマツヅラ科)
林縁の斜面では、クサギも花を咲かせていました。
紙風船のような姿の蕾がかわいいですね。花はまだ咲いたばかりのようです。
この日も暑い日でしたが、時折吹く心地良い風が邪魔をして、長く突き出たシベを持つ花が揺れてしまいます。
花の揺れがおさまるまで待つ根気が無く、ぶれた写真になってしまいました。
可愛い花に申し訳ないですね・・・

1月の様子

8月中旬 横浜市内にて

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かぎ毛の仲間・・・ダイコンソウ

2012-08-22 19:43:00 | お散歩
ダイコンソウ[大根草](バラ科)
道端の草むらでは、こんな花も咲いていました。
ダイコンソウです。
名の由来と言われる根生葉は分かりませんね。茎葉の様子からはダイコンは連想できません。

早くも花弁の散ったものもありました。柱頭の先が、かぎ状であることが分かりますね。
昨日のミズタマソウとは違い、これ一つ一つが果実です。ダイコンソウは、たくさんのそう果が集まった集合果になるのです。
この果実が、ひっつき虫になるには、もう少し時間がかかりそうですが、草むらにうっかり入れない季節が近づいてきましたね。

2011年の花

8月中旬 横浜市内にて

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