自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

こんな実りを・・・ハンショウヅル

2012-11-25 19:03:00 | お散歩

ハンショウヅル[半鐘蔓](キンポウゲ科)
今年は花を見ることのできなかったハンショウヅル、6月には花後の姿を見ましたが、今はこんな姿をしていました。
上半分は既に秋の風に吹かれて、何処かへ旅立っていったようです。残った実も順番に旅立っていくのでしょうね。何処かに根付いて、新しく花を咲かせてもらいたいものです。
このあとこのハンショウヅルは、葉を落として冬の準備です。来春は、久しぶりに花を見てみたいですね。

6月のハンショウヅル

11月中旬 横浜市内にて

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

引っ付き虫も・・・キンミズヒキ

2012-11-24 18:55:00 | お散歩

キンミズヒキ[金水引](バラ科)
道端の草むらでは、キンミズヒキも実を付けていました。
夏から秋にかけて花を見ることができますが、刺のたくさんついたそう果は、引っ付き虫の仲間です。
この季節、草むらには罠がいっぱいです。いろいろな引っ付き虫が、遠くへ運んでもらおうと手をこまねいています。
やはり、キンミズヒキのように、刺系の引っ付き虫が多いでしょうか。
静かにその場へ佇んでいる植物たちの戦略に、今年もまんまとはまっています。

キンミズヒキの花

11月中旬 横浜市内にて

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫色の粒・・・ムラサキシキブ

2012-11-23 22:16:00 | お散歩

ムラサキシキブ[紫式部](クマツヅラ科)
梅雨の頃に花を咲かせていたムラサキシキブ。秋も深まる頃、紫色の綺麗な実を付けていました。
花も実も同じ紫色、よく考えると不思議ですね。
このムラサキシキブは、林縁で日の光をいっぱい受けていました。樹高も高く、近づいて実を見ることができませんでしたが、遠目に眺めるのもいいものです。

2012年の花

11月中旬 横浜市内にて

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の花・・・トネアザミ

2012-11-21 21:39:00 | お散歩

トネアザミ[利根薊](キク科)
関東地方の山地などに生える多年草。ナンブアザミの変種になります。
9~11月、頭花を横向きまたは下向きにつけます。ナンブアザミに比べ、頭花は短い柄があるか、または密生し、総苞片や葉には太い刺針があります。この刺針に触ると痛いことから、タイアザミと呼ばれることもあります。
根生葉は、花期には枯れてありません。
この林縁の道端には、トネアザミがまとまって生えています。この季節、よく見られるノハラアザミより見かける機会は少ないですが、それほど珍しい花でもありません。
トゲトゲした葉は、触ると痛いので、うっかり近づくと痛い目にあいますね。

11月中旬 横浜市内にて

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しきかな・・・ホトトギス

2012-11-20 21:20:00 | お散歩
ホトトギス[杜鵑草](ユリ科)
北海道西南部、関東以西の本州から九州の山地に生える多年草。葉は長楕円形~披針形で、基部は茎を抱きます。茎は高さ40~100cmで直立しますが、崖などから下垂することも多いです。
8~10月、葉の腋に白色で、濃紅紫色の斑点のある花被片6個からなる花をつけます。

花被片は紫斑が多く反り返らず斜開します。また花被片の基部には黄斑があります。
先日載せたヤマジノホトトギスもきれいな花ですが、こちらの花も素敵ですね。
この林では、いくつか咲いていましたが、以前よりその姿は少なくなりました。道端の斜面でもよく見たのですが、草刈りにあうからか、目立つものは持ち去られてしまうのか、残念なことです。

ヤマジノホトトギスの花

11月中旬 横浜市内にて

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする