自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花後の姿・・・キカラスウリ

2016-10-06 21:55:00 | お散歩
キカラスウリ[黄烏瓜](ウリ科)

住宅街にある駐車場わきに茂みで、カラスウリと出会いました。
よく見かけるカラスウリの葉と比べると艶のある葉。なかなか出会えうこのができないものです。
昼近くに出会ったので、花の姿は期待していませんでしたが、実が生っていないかと思って探してみると、咲き終わったばかりの花を見つけました。少し膨らんでいる子房の姿も確認できます。
子房下位ということがはっきりとわかりますね。
残念ながら熟し始めた実を見つけることはできませんでしたが、久しぶりにキカラスウリの実に出会えるかもしれません。

2011年の花

10月上旬 横浜市内にて

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出会えた花と・・・

2016-10-05 22:02:00 | お散歩
アオツヅラフジ[青葛藤](ツヅラフジ科)
道端の茂みで小さな花と出会いました。近づいて見るとそれはアオツヅラフジでした。
8月に別の所で青い実を見ていますが、まだ花が咲いていたのです。
ここでも青い実の姿があります。この花は雌花ですね。

今まで撮ることができなかった雌花ですが、思いがけず出会うことができました。
雄花、雌花とも花弁、萼片は6枚で、花弁の先は2裂します。
中央には1個の花柱があり、子房は6個の心皮に分かれ、花後にそれぞれ1個の果実になります。
初めて見た花柱、とても愛おしく思えます。

2013年の雄花

10月上旬 横浜市内にて

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花期も終わりに・・・

2016-10-04 19:07:00 | お散歩
クコ[枸杞](ナス科)

道端の茂みでクコの花を見つけました。
花期は図鑑によって様々ですが、だいたい7月頃から遅いものだと11月頃となっています。
このクコもまだ蕾の姿も多くみられるので、これからが花期なのかもしれません。
花の横にある葉に、何やらコブの様なものがあります。これはクコハフクレフシと言って、クコフシダニによって作られた虫こぶなのです。
以前にも載せましたが、クコの葉は、「枸杞葉(クコヨウ)」と言って、強壮薬として用いられたり、胃腸病や高血圧などに用いられていました。
そんな葉に虫こぶをつくるとは、物知りのダニなのかもしれません・・・

2013年の実

10月上旬 横浜市内にて

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季節の花・・・キンモクセイ

2016-10-03 22:11:00 | お散歩
キンモクセイ[金木犀](モクセイ科)

キンモクセイ、今がちょうど花盛りでしょうか。
普段はただ緑の葉を茂らせているだけであまり目立たぬ存在ですが、この季節だけは別ですね。
庭木として、公園樹として植えられていますが、道を歩いていて不意にこの香りが漂ってくると、ついこの花を探してしまいます。
香りを楽しめるのは、それほど長い期間ではありませんが、楽しみな季節ですね。

2009年の花

10月上旬 横浜市内にて

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間に合った花・・・ヒガンバナ

2016-10-02 21:51:00 | お散歩
ヒガンバナ[彼岸花](ヒガンバナ科)

川沿いの道を歩いていると、道端の植え込みでヒガンバナの花が咲いていました。
近所の畑でも咲いてはいたのですが、撮りに出掛ける時間がなく今年は諦めていたのです。
ヒガンバナ、毎年同じ季節に咲いて何度も見ている花ですが、この花を見ないと物足りなさを感じます。。。

10月上旬 横浜市内にて

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