自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

黒もある・・・

2017-10-19 19:13:00 | お散歩
アカメガシワ[赤芽柏](トウダイグサ科)
日当たりの良い林縁で、アカメガシワが実を付けていました。
すでに果皮が割れて、中から黒い種子が顔を覗かせています。小さいですが、たくさん付いていますね。
この果実の表面には柔らかい刺の様な軟毛が多数生えています。
アカメガシワの学名をMallotus japonicus といい、属名のMallotus は、ラテン語で「毛の多い、軟毛の長い」という意味だそうです。この果実の様子から名付けられたのでしょうかね。
今日はまた雨の一日でした。台風の行方も気になりますね。

6月の花

9月下旬 横浜市内にて

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季節も終わりか・・・

2017-10-18 21:34:00 | お散歩
クサギ[臭木](シソ科)
8月には花が咲き始めていたクサギですが、実りの季節も終盤を迎えていました。
丸く藍色をした核果と赤い萼片の組み合わせは綺麗ですよね。
でも、このクサギの萼片は色褪せてきた感じです。
既に核果が無くなり、萼片だけになった姿も見られます。うまいこと鳥に食べられたのでしょうかね。
今朝は久しぶりに青空と富士山の姿を見ることができました。昼過ぎには雲が広がってしまいましたが、また雨の日が続きそうです。
中々散策する時間がありません。

8月の花

9月下旬 横浜市内にて

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赤い花咲く・・・

2017-10-17 22:19:00 | お散歩
アカバナ[赤花](アカバナ科)
北海道~本州、四国、九州の山地の湿った所や湿地に生える多年草。草丈は15~90cm、全体に腺毛が見られます。葉は狭卵形~披針形で葉柄はなく、基部は茎を抱きます。茎の下部では対生し、上部では互生します。縁には低い鋸歯があります。
7~9月、径1cm程の淡紅紫色~紅紫色の花を咲かせます。

花弁は4個で先は2裂します。柱頭は白く棍棒状で目立ちます。花弁の下には萼片は4個あり、その下に長い子房があります。
果実はさく果で、熟すと開裂し、種髪のある種子が多数みられます。
この場所は林縁から湧き出た水の流れる草はらです。何度も歩いている所ですが、この花に気付いたのは初めてでした。
以前長野へ旅行に行った時に、道端のせせらぎで見たことがありますが、横浜でも見ることができるとは思いませんでした。
種髪のある果実の姿、それも確認してみたいですね。

9月下旬 横浜市内にて

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色付く前に・・・

2017-10-16 21:16:00 | お散歩
ツルウメモドキ[蔓梅擬](ニシキギ科)
小高い丘の上を歩いていると、斜面に生える木に絡み付いたツルウメモドキと出会いました。
この場所は何度も通っていますが、ツルウメモドキに気付いたのは初めてです。
まだ開裂する前の実がたくさん付いていましたが、もう弾けている頃でしょうか。
今まで観察していたツルウメモドキは、今年の2月に刈り取られてしまいました。
この場所で出会えたのは幸運です。
この後、弾けた姿も見てみたいですね。
今年も雄花を観察することができなかったので、また来年への課題です。

1月の姿

9月下旬 横浜市内にて

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実を付けて・・・

2017-10-15 22:00:00 | お散歩
シュロソウ[棕櫚草](シュロソウ科)
8月に花を観察したシュロソウ、まだ花が咲いていると思ったら、既に実を付けていました。
この実はさく果ですが、先がとがっていて面白い形をしています。
全草にベラトミンやジェルビンなどのアルカロイドを含む有毒植物です。
誤食すると吐き気や嘔吐、手足のしびれ、呼吸困難、痙攣などの症状を示し、酷い時には意識不明になることもあります。
新芽がオオバギボウシに似ていることから、誤食する例もあるようですが、この辺りではオオバギボウシは見られないので、その心配はないのでしょうね。

8月の様子

9月下旬 横浜市内にて

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