自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

みのりの季節・・・

2020-10-25 18:28:00 | お散歩
イタドリ[虎杖](タデ科)
久しぶりにイタドリを撮りました。
花期は終わり、果実がたくさんついています。

イタドリの果実はそう果ですが、3個の花被片が翼状に張り出しそう果を包みます。
これも風に乗って散布されるのでしょうかね。
雌雄異株ですから、雌株の賑やかさに比べると雄株の方は葉だけで少し寂しい姿でしょうね。

2010年の花

10月中旬 横浜市内にて

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花の季節に・・・ツクバトリカブト

2020-10-24 22:06:00 | お散歩
ツクバトリカブト[筑波鳥兜](キンポウゲ科)
林縁の茂みで、今年もこの花に出会うことができました。
鮮やかな花色ですね。
6年連続でこの花を観察することができました。

花が咲けば、やはり蝶の姿も見られます。
これはメスグロヒョウモンでしょうか。たくさん咲いている花を巡りながら吸蜜していました。
トリカブトの仲間は、全草が有毒です。
もちろん花の蜜も有毒ですが、昆虫たちには毒性は無いそうです。
受粉を助けてくれる昆虫たちには優しい仕組みなのですかね。

10月中旬 横浜市内にて

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久々の花・・・

2020-10-23 21:24:00 | お散歩
オケラ[朮](キク科)
本州~四国、九州のやや乾いた草原などに生える、雌雄異株の多年草。葉は互生し、倒卵形で柄があります。単葉から複葉の変異があり、多くは3~5裂します。縁には針状の鋸歯があります。
9~10月、茎頂に頭上花序を単生し、白色~淡紅色の管状花をつけ、魚骨状の苞に囲まれます。
久しぶりにオケラの花と出会うことができました。
以前観察していたオケラは、最近姿を確認することができません。枯れてしまったのか、盗られてしまったのかわかりませんが、寂しいことです。

花の横顔です。このオケラは白花でした。
オケラの花は、この魚骨状の苞も特徴的でしょうか。
根茎を「白朮(ビャクジュツ)」といい、漢方で利尿、健胃、腎機能の改善や身体疼痛、胃腸炎、浮腫などに用いられます。
春に出る若芽は、山菜として食されます。また、屠蘇散の原料のひとつでもあります。
身近で有用な植物ですが、今ではその存在も忘れられているのでしょうかね。

10月中旬 横浜市内にて

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水辺で咲く・・・ウナギツカミ

2020-10-22 18:11:00 | お散歩
ウナギツカミ《アキノウナギツカミ》[鰻攫](タデ科)
水辺や湿地などに生える多年草。茎は4稜で下向きの刺がつきます。葉は柄があり、長披針形で、基部は茎を抱くように矢尻状に張り出します。
6~10月、枝先に頭上花序をつけます。小花の花被は5深裂し、花被片は5枚、白色~緑白色で上部が紅色~紅紫色になることもあります。
林縁を流れるせせらぎ脇の草むらで、ミゾソバの様な花が咲き始めていました。
花が開く前の姿は、これも金平糖のようですね。
ウナギツカミの花、久しぶりに観察しました。

横に倒れるような茎に付く葉は、ミゾソバの葉とは形が違います。
全体から見れば、とても小さな花ですね。
早く咲く種をウナギツカミ、遅く秋に咲く種をアキノウナギツカミとすることもありますが、今では両種を合わせてウナギツカミと呼ぶようです。

10月中旬 横浜市内にて

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巨大化・・・

2020-10-21 20:22:00 | お散歩
ヌルデ[白膠木](ウルシ科)
昨年も観察したヌルデに、巨大な虫こぶが付いていました。
私の拳よりも大きかったかもしれません。
虫こぶを見たければ、このヌルデを見に行こうと思うくらい、虫こぶが付いているのですが、こんなに大きなものを見たのは初めてのことです。
いくつもの虫こぶが合体したかのように見えました。
虫こぶは、本当に不思議な物体です。

9月下旬 横浜市内にて

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