林業害虫の中で一番問題となっている「スギノアカネトラカミキリ(以下、アカネ)」。
和歌山県では、3月下旬ころから発生すると言われており、たぶん、今の時期は発生しているかもしれませんね。
というわけで、これから発生するアカネについて、形態、生態、防除、被害材の4部構成に分けて、しばらくお話を続けていきたいと思います。
第1部の今回は「形態」について、箇条書きでシンプルに紹介させていただきます。
下の写真が成虫。体長は9~13ミリと小さいカミキリ。
オスとメスの区別は触角の長さ。メスの方がオスよりも触角が長い。
下の写真はオス。メスはこれよりも長い。
続いて、幼虫。終齢幼虫の体長は20~25ミリ。
ご覧の通り、体は乳白色で平たい筒形。
カミキリムシの幼虫と言えば・・・昆虫食!
以前、アカネの幼虫を食べたことがあるんですが、その記になる味については・・・
こちら 昆虫食「スギノアカネトラカミキリ幼虫」 からご覧ください♪