ハンミョウ。
青色・赤色・緑色が輝く、とても美しい虫で、僕の大好きな昆虫の1種です。
ハンミョウは、甲虫目オサムシ科ハンミョウ亜科の虫で、ナミハンミョウとも呼ばれています。
体長が18~20mmと小さな虫で、地面を徘徊し、他の虫を大きな牙で捕食します。
ハンミョウは、地面に止まっていると気づきませんが、人が近づくと飛び立つので、この時、ハンミョウの存在に気づきます。
道の上に止まって、人が近づくと数m先に飛んで、再び、道の上に止まる。
これを繰り返すので、別名、「みちおしえ(道教え)」とも呼ばれています。
ずーっと、追いかけると、道の横に飛んだり、後ろに戻ったりするので、ホントは、追いかけられるのがイヤなんだと思います。
平地から低山地の林道など土が露出した地面、川や池など水辺環境に近い開けた場所で見かけます。
ハンミョウの幼虫は地面に穴をあけ、穴の近くを通った虫を捕食します。
人が近づいたり、穴を突っつくと、中に潜ってしまいます。
子どものころは、この穴の中に細長い葉や茎を入れて、突っつくと、それに幼虫が噛みつくので、それをゆっくりと吊り上げたりして遊びました。
異形な幼虫が、こんなキレイな成虫になるから、昆虫って不思議だなーと思いますね。
最近は、コンクリート舗装が進み、昔よりもハンミョウが少なくなった気がします。
幼虫は地面に穴をあけて過ごすので、コンクリート舗装されてしまうと地面に穴を空けることができません。
人が便利になる一方、小さな虫たちの住処が徐々に失っているということです・・・。
ハンミョウのような美しい虫が飛び交う環境を子供たちに残したいなと思います・・・
我が家では、ニワハンミョウは飛び交うんだけどなー・・・
ハンミョウ、住み着かないかな。。(^o^)