瑠璃色の模様が素敵なチョウ「ルリタテハ」。
ルリタテハはタテハチョウ科のチョウで、名前のとおり「瑠璃色の模様がある」ところが名前の由来となっています。
体長は25~45mm、森林の中でも平地やその周辺に生息し、森林以外にも里山や農地、都市部の公園や緑地と幅広い環境で出会うことがあります。
瑠璃色の模様が特徴的で、その上、ルリタテハに似たチョウがいないので、すぐに覚えられるチョウですね。
しかし、瑠璃色の羽の裏は、落ち葉や樹皮に似た模様なので、見失うほど景色に溶け込んでしまいます。
瑠璃色の派手な模様が目立つ分、羽を閉じると全く目立たないので、そのギャップを利用して、外敵から身を守っているのかもしれませんね。
次はルリタテハの幼虫。
ルリタテハの幼虫は、サルトリイバラやユリ科の植物の葉を食べます。
森林の中では、サルトリイバラの葉を観察すると出会えると思います。
農地や公園などでは、ユリをターゲットに観察すると、出会えると思います。
見た目は刺々しく、毒をもっているイラガのような姿にひるみますが、毒はないので、触っても大丈夫です。
本ブログ恒例、毛虫を触る (^_^;)。