春と言えば山菜!
山菜と言えばタラの芽!
今回、タラの芽を2度楽しめる「タラの芽の水耕栽培」について。
本題の前に、タラノキは地域の方や所有者の方が育てている可能性があります。
たとえ、道端で生えているタラノキであっても、管理されている方がいる可能性があるということを忘れず、勝手にタラの芽を採取しないでくださいね。
来年の春もタラの芽を楽しむためには、採り方のルールがありますので、各々が勝手に採取してしまうと、育てて、管理している方は、とても悲しい気持ちになってしまいます・・・。
さて、僕はトゲのない品種「メダラ」を育てています。
今回の水耕栽培はメダラで解説しますが、通常のトゲトゲのタラノキでも同じことが出来ます(トゲがあって大変だけど・・・)。
タラの芽を採取する時、地上から80~100cmの位置にある「元気そうな芽」の少し上の位置で、幹を鋸などで切ります。
ちなみに、地上から80~100cmの位置というのは、絶対条件ではありません。
その位置にある芽が、再び、伸びるので、「来年の春にタラの芽を採りやすい位置」ということで、80~100cmとしています。
もし、シカによる被害を防ぎたい場合は、シカの口が届きにくい150~180cmくらいがいいかと思います。
採取するとこんな感じで、まずは、「タラの芽」を採取します。
タラの芽を採ったら、残った幹を8~10cmの長さに切っていきます。
幹を観察すると、ところどころに「小さい芽」があります。
その芽を傷つけないよう、8~10cmの長さに幹を切っていきます。
切り終わったら、水に漬けます。
場所は陽当たりの良い場所に置いてください。
水は、毎日交換する必要はありません。
水の量が減ったり、水が汚れてきたら交換するって感じです。
あまり、水の汚れは気にしなくても大丈夫かなと思います。
しばらくすると芽が膨らんできます。
そして、徐々に葉が開きます。
概ね3~4週間くらいで、二度目の「タラの芽」をいただくことが出来ます♪
少し小振りなタラの芽になりますが、そこは量でカバー (^.^)。
成長の過程を観察しながら楽しめるのも、水耕栽培の魅力の1つですね。
あと、YouTubeでも「タラノキの採り方」や「タラノキの増やし方」という動画も配信していますので、興味ある方は、こちらも是非♪