はぐくみ幸房@山いこら♪

「森を育み、人を育み、幸せ育む」がコンセプト。株式会社はぐくみ幸房のブログです。色々な森の楽しさ共有してます♪

タラの芽を二度楽しめる水耕栽培

2024年04月08日 | 山菜・キノコなど食を楽しむお話

 春と言えば山菜!

 山菜と言えばタラの芽!

 今回、タラの芽を2度楽しめる「タラの芽の水耕栽培」について。

 

 本題の前に、タラノキは地域の方や所有者の方が育てている可能性があります。

 たとえ、道端で生えているタラノキであっても、管理されている方がいる可能性があるということを忘れず、勝手にタラの芽を採取しないでくださいね

 来年の春もタラの芽を楽しむためには、採り方のルールがありますので、各々が勝手に採取してしまうと、育てて、管理している方は、とても悲しい気持ちになってしまいます・・・。

 

 さて、僕はトゲのない品種「メダラ」を育てています。

 今回の水耕栽培はメダラで解説しますが、通常のトゲトゲのタラノキでも同じことが出来ます(トゲがあって大変だけど・・・)。

 

 タラの芽を採取する時、地上から80~100cmの位置にある「元気そうな芽」の少し上の位置で、幹を鋸などで切ります。

 ちなみに、地上から80~100cmの位置というのは、絶対条件ではありません。

 その位置にある芽が、再び、伸びるので、「来年の春にタラの芽を採りやすい位置」ということで、80~100cmとしています。

 もし、シカによる被害を防ぎたい場合は、シカの口が届きにくい150~180cmくらいがいいかと思います。

 

 採取するとこんな感じで、まずは、「タラの芽」を採取します。

 

 タラの芽を採ったら、残った幹を8~10cmの長さに切っていきます。

 幹を観察すると、ところどころに「小さい芽」があります。

 

 その芽を傷つけないよう、8~10cmの長さに幹を切っていきます。

 

 切り終わったら、水に漬けます。

 場所は陽当たりの良い場所に置いてください。

 水は、毎日交換する必要はありません。

 水の量が減ったり、水が汚れてきたら交換するって感じです。

 あまり、水の汚れは気にしなくても大丈夫かなと思います。

 

 しばらくすると芽が膨らんできます。

 

 そして、徐々に葉が開きます。

 

 概ね3~4週間くらいで、二度目の「タラの芽」をいただくことが出来ます♪

 少し小振りなタラの芽になりますが、そこは量でカバー (^.^)。

 成長の過程を観察しながら楽しめるのも、水耕栽培の魅力の1つですね。

 

 あと、YouTubeでも「タラノキの採り方」や「タラノキの増やし方」という動画も配信していますので、興味ある方は、こちらも是非♪

(1) はぐくみ幸房 - YouTube

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