植林から伐採までの一貫施業に加え、製材も手がける「株式会社柴田産業(岩手県二戸郡一戸町)」さんの視察2日目。
国内で数台しか導入されていない次世代型ハーベスタ「Highlander」、そして次世代型フォワーダ 1050F4が稼働している現場にご案内いただきました。
「百聞は一見にしかず」なので、動画をご覧下さい。
最後の方にオペレーター目線の動画もあるので、そちらも是非、ご覧下さい。
ちなみに、Highlanderとフォワーダ 1050F4は、我々見学者が試乗体験をしているため、本来の作業速度ではありません。
■次世代型ハーベスタ「Highlander」と次世代型フォワーダ 1050F4
次世代型フォワーダ1050F4
Highlanderの操縦室。
一度乗ったら、「乗りたい!」って、言う方が多いと思います。
事務系の僕ですら、ノートPC持って、この中で仕事したい!、仕事できる!って、思うほどの乗り心地です。
土壌の状態に寄りますが、傾斜10~15程度なら登れるし、ウインチを付けて車体を引っ張れば、15~20度程度まで登れるそうです。
さて、この2体がセットになることで、
キレイに並ぶ丸太の列が出来るので、その後の、集材作業も効率が上がります。
何より、新人に機械による集材・積込の作業技術を身につけてもらうため、人材育成に適した作業環境を整えることだが出来るていう点も魅力的です。
最後は、Highlanderのオペレーター目線の動画です。
僕たちの会話は無視して、ご覧下さい(^_^;)
導入できる事業体や地域に限りはあると思いますが、効率を上げたい、安全面を向上したい、生産性を上げたい、素早い素材供給に対応したいなど、現状からの変化、組織として成長したいのであれば、可能性の1つとして、機体の性能や能力を学習することをオススメします。
機械の導入にあたっては、減価償却や生産量を考えないと行けませんが、僕が視察した限り、導入事例が少ない現時点だと、以下のメリットが考えられます。
①生産量が上がる。
②素材不足の時に起こる突発的な注文に対応できる。
③注目される。
④「この機械に乗りたい」から求人の問い合わせや就職希望の相談から、人材確保に繋がる。
⑤効率的な新人育成の環境を整えられる。
特に、この先の人材確保が、さらに難しくなることを考えると、③と④の効果は、全国に普及する前に導入した事業体だけの特権ですね。
素材生産部門だけでなく、事業体全体としての導入効果を見ることが大切だと思いました。
でも、それは、経営者の英断がないと得られない効果です。
その結果、中古だけど、2台目の導入に繋がったわけですから。
成長企業との触れあいは、最高です!
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