赤い彗星を思わせるような全身が赤く、黒い斑点をもつ、非常に特徴的な「ホシベニカミキリ」。
ちなみに、上の写真は、蜘蛛の巣にかかった死体、ではありませんよ。。。(^_^;)
体長は18mm~25mm程度のカミキリで、5~8月くらいの時期に出現します。
クスノキ科樹木をホストにするカミキリムシで、特にタブノキで発見することが出来ます。
本州、四国、九州の温暖な地域に分布するカミキリムシで、内陸部よりも海岸部に近い森林に生息しています・・・というか、タブノキが内陸部よりも海岸部に多いからだと思いますが・・・・。
ホシベニカミキリは、クスノキ科樹木の葉や枝を食べるので、タブノキの枝葉を観察すると、出会えると思います。
幼虫もタブノキなどの枝に穿孔し、材部を食べています。
きっと、ホシベニカミキリの幼虫を炒めて食べたら、樟脳っぽい味がするんじゃないかなー。
僕の中では、好きなカミキリムシBEST3に入る「ホシベニカミキリ」。
これからの時期、タブノキを観察してみてください。
そして、タブノキの枝に虫が囓ったような痕跡があれば、高確率でホシベニカミキリに出会えるかも!
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