はぐくみ幸房@山いこら♪

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枝打ち クロマツで・・m(_ _)m

2015年12月14日 | 現場技術・安全管理・道具のお話

 林業の中で、最も材価に影響を与える施業「枝打ち」。

 上手くできれば、良質な無節材に

 下手にすると、変色を起こし、材質を劣化させる

 個人的に、一番身に付けたい技術No1が「枝打ち」

 海岸松林の調査に行ったとき、林内に入るために、枝を除去する必要がありました。

 どうせ、枝を除去するなら、枝打ちの練習だ

 

 以前、師匠から「卵を描くようにヨキを振り下ろす」と教わったことがあります。

 当時の感覚を思い出しながら、ヨキを振り下ろす

 と、1発で打てず・・・最低でも2発

 一番最悪だったのはコレ・・・

(クロマツさん。ゴメンナサイ・・・。)

 枝よりに打つと枝が残り、幹よりに打つと幹が傷つく。

 やはり、枝打ちは難しい

 その一振りで、その材質・材価に影響を与えてしまう

 (ま、まぁ、今回は、枝打ち用ヨキでなかったし・・・(言い訳しつつ・・)

 

 師匠とのやりとりで・・・

 「枝打ちした木に、テープ巻いとけ。」

 「??。なぜですか?」

 「将来、間伐するから。」

 「・・・・」(返す言葉もございません・・。)

 ホント、枝打ちは難しい

 

 ところで、枝打ちの技術って継承されているんでしょうか?

 無節や床柱といった需要が細くなる中、疎遠になっている枝打ち。

 架線集材などの技術同様、引き継ぐべき重要な技術だと思っているんですが・・・。



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