半年に一度、
グラビアアイドルを集めた特番の構成をやっている。
深夜の番組なので、
出演してもらうのは、
雑誌ではそこそこ名が売れ、
テレビにもちらほら出始めた、
これから売れていく予定のグラドルたちである。
今日、次回の打ち合わせがあり、
2年前の夏にオンエアした時の資料を見て驚いた。
その時、出演したグラドルの大半が、
いまやほとんど見かけることがないのだ。
もちろん僕がチェックしている番組に出ていないだけで、
深夜の番組やあるいはCSなどの番組、
あるいは雑誌のグラビア、
あるいはDVDや写真集などで活躍しているのかもしれないが、
少なくとも当時よりは見かけない。
まだ2年しか経っていないのに。
そう考えると、
グラビアアイドルの命はなんと儚いものか。
そしてそこから生き残り、
磯山さやかや熊田曜子のようになるのは、
ほんのひとにぎり、いや、ひとつまみだ。
グラビアアイドルが、
芸能界という大海で生き残れる確率は、
ウミガメと同じぐらいなのかもしれない。