保護猫シェルター

2019年05月25日 10時06分00秒 | 経堂通信


近所に保護猫のシェルターがある。
『QUEUE』とう名前の施設だ。

気になったので、見学に行った。

シェルターがあるのは、
3階建てのビルの3階。

まるでペントハウスのようなその施設は、
目に入る部分だけで18畳程度。
本来は住居用のようで、
アイランド式のキッチンもある。

とても日当たりがよく、
猫たちには快適な環境だ。

入場料は1時間800円。
施設の維持費や医療費などに使われる「支援金」だ。
(中でペットボトルや缶の飲み物をくれたのには、驚いた)

猫カフェではないので、猫を抱くことはできない。
しかし、近寄ってきた猫に触れたりすることぐらいはできる。

部屋のあちこちで猫たちが気持ちよさそうに寝ている。
現在、20匹ほどの猫がいるそうだ。

どれぐらいのペースで里親が見つかるのか尋ねると、

「今は月に1匹ぐらいですね」

え、そんなに少ないの!
と思ったが、現在は成猫が多いため、
これぐらいのスローペースだという。

子猫が多い時期や、
生活環境が変わる人が多い4月は、
もう少し早いペースで里親が見つかるそうだ。

眠っている猫たちをよく見ると、
片目がつぶれてしまっているものや、
片足の先が無いものなどもいる。
みんな、ここに保護されるまで、
いろいろとあったのだろう。

しかし今はとても幸せそうに見える。

それにしても、
シェルターの維持費はどこから出ているんだろう?
家賃、人件費、猫たちの食費。
かなりの出費となるはずだが…。

気になったのだが、
いきなり尋ねるのも不躾と思い、
今回は控えた。

また訪ねることがあったら、
そこは聞いてみたいと思う。