知人が家を借りようとした時の話だ。
世田谷区内に激安の一戸建てを見つけた。
実際に見に行くと、なんと新築。
それでこの家賃…何か裏があるに違いない。
確かに、あった。
いや、むしろ無かった。
その家にはなぜか、照明器具がいっさいなかったのだ。
それどころか、照明器具を付けるための配線もなかった。
「照明用の配線工事に100万ぐらいかかりますね」
と不動産屋。
もちろん、知人は、その家を借りるのを止めた。
ちなみにその家は、建ててから半年以上、空き家のままだという。
そりゃそうだ。
それにしても、なぜ大家は照明器具を取り付けなかったのか。
謎。