明かりの無い家

2019年02月04日 09時07分14秒 | コメディのかけら

知人が家を借りようとした時の話だ。

世田谷区内に激安の一戸建てを見つけた。

実際に見に行くと、なんと新築。

それでこの家賃…何か裏があるに違いない。

確かに、あった。
いや、むしろ無かった。

その家にはなぜか、照明器具がいっさいなかったのだ。
それどころか、照明器具を付けるための配線もなかった。

「照明用の配線工事に100万ぐらいかかりますね」
と不動産屋。

もちろん、知人は、その家を借りるのを止めた。

ちなみにその家は、建ててから半年以上、空き家のままだという。

そりゃそうだ。

それにしても、なぜ大家は照明器具を取り付けなかったのか。

謎。