闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

何故無い?15XD にAWDが

2016-08-04 17:50:00 | 日記

​試乗帰路、R413を通過した。
通称「導志林道」。

返却時間が迫ってた事と、周りの車がかなり速かったので、結果的に 「アクセラ」も ディーゼルのトルクを生かしてかなり気持ちよく攻め気味になった。

元々は林道という経緯から、それなりに鋭角なコーナーや、極端なアップダウンが車にとって優しく無い。


街中ではあまり気にならなかったが、この極端にドロップさせなければ反応の良いSKYACTIVE-D1.5 コンパクト・クリーンディーゼル。。
コーナーの立ち上がりでどうやら燃料制御が掛かってるように思えた。

15XD LパッケージはFFです。
てか、AWDを選ぼうとすれば、1.5Lのガソリンか、2.2Lのクリーンディーゼルしか無い!

FF車がコーナー出口でラフにアクセルを開ければ、横Gで簡単にハイサイドするのは誰でも解る事。
動輪と操舵輪が同一の弊害です。

でも、AWDだったら早い段階でアクセルを入れても、後輪が車体を「押し出す」事が可能になる。
スバルのシンメトリカルAWDが良い例で、加速でも減速でも常に「臨戦態勢」を作り出す事に成功してる♪

まぁ「アクセラ」はスポーツカーではないので、攻める車じゃないが、コーナー出口でもう少しアクセルに対しリニアに加速して欲しいものです。
前輪のスリップ防止装置が、明らかに加速に対し抑制を入れてる。

というワケで、何故に今回の「アクセラ 15XD」 にAWD の設定が無いのかとマジでイラってしまうのですw

2個の動輪(FFやFR)より、4個の動輪(AWD、4WD)のが路面をガッツリ捉え易い。
オフロード車じゃネぇよ! って聞こえてきそうだけど、違うのは速度域だけ…。

GVCが車の性格を面白くしたのは実感したけど、立ち上がりの苦手はエンジンが泣いてるように感じた。


ハンドリングは好印象へ

2016-08-04 17:48:00 | 日記

​このマイナーチェンジ型 「アクセラ」 から、GVCを標準搭載してきたマツダ。
TVCMで盛んにPRしてる。

少々大げさかなと考えていたが、実際にハンドルを握ると 「ほど良いフィール」 が心地よい♪

エンジンの制御のみでコーナリングを変えるという発想、面白い。
ネット意見では、「トルクベクタリング」と混同してる方が多いが、根本的に「別物」ですゾ。

この感触、「皆さんもゼヒ体験して~」 と書きたいとこだが、正直 「微妙」。

というのも、あまりに自然過ぎて 事前説明受けないと気付かない人がほとんどだと思う。
かく申す自身も、過去に他のマツダ車で試乗したコースを同様に走らないと分析できなかったろう(汗。

IMG_1895_a.JPG 


先の日記にも書いたが、足回りが締め上げられた(と思う)せいで、基本コーナリング性能は悪く無い。

既存の「アクセラ」は、フロント外側が先ず沈み始め、次にフロント内側とリア外側がほぼ同時に沈み始める。
こうして、「前後外足」にしっかりと荷重を掛け終わってからノーズが回頭始める印象がとても強い。
この一連の姿勢移動が 「ため」になるのだが、極端に左右にジグザグと走る(切り返す)ようなシーンには向かない。
実際、某所でバランスが破たんする事があった。

今回の マイナーチェンジ版「アクセラ」の場合、「ため」をやや抑えた印象です。
確かに、ドコゾのメーカーみたいに、ハンドル切ったら即座に車が向きを変えたりは無理だけど、機敏性を維持しながらもしっかりと路面を追討する感じ。

「危険走行」にならない範囲なら、とことん気持ちイイ走り、それが今回の 「アクセラ」 の進化(深化)点かなと思うのです♪


普通にコーナリングしてる時は、ほとんど 「曲がり易い」という印象薄いかなぁ。

ただ、助手席の母を見てると、あまり上半身が左右にフラフラしていないのです。
(SX4だと盛大に左右に振り回されるのにね)
この点、母の 「あまり揺れない車だね」という感想が物語ってる?

GVCのウリに 同乗者の身体が安定する みたいなのがありますが、これはかなり効果を確認した。
運転手席でさえ、「身体が横に振られ難くて楽」 と感じましたもん♪

きっと、愛車に大切な人や、大切な家族(お犬さまとか)を乗せる機会が多い方にはメリット、小さくなさそうに思う。

全然、横Gが掛からないワケじゃない。
緩やかにジワジワと掛かる印象なので、余裕をもって少ない力で踏ん張れるって事なんでしょうね。
これ、考えた人凄いワ(汗


荒れ気味の路面の追討性も、ワンランク上がったような気がしました。
特に後輪の落ち着き感が心強い。

でもでも、やっぱり 18インチで高偏平率なタイヤは、見た目「ダケ」は恰好いいけど乗り心地は正直 「ゴツゴツし過ぎ」。
硬さから来ると思われる ゴーーーというロードノイズも気になった。
ハンドリングには寄与してるかもしれないが、ここまで素直に切れるようになったら不要というのが私の感想。

「アクセラ」で選べるのは16インチと18インチ。
16インチはベーシックグレード用で、少なからず 腰砕け感がありそう。
その代り、乗り心地は良いハズ。
18インチはシャープで恰好イイけど、乗り心地の悪さと、燃費の悪化を考えると微妙。

設定の無い 17インチのホイールセット辺りが、この 「アクセラ」にはバランス良くなると思えてならない。
私なら、ネトオクに出回る「アテンザ」新車外しの17インチを入手し、18インチを売りに出すかも。
デザインそっくりで乗り心地&燃費向上なら良策?


印象が変わった、足回り

2016-08-04 17:46:00 | 日記

以前試乗した 「アクセラ」 は、足回りに ストローク感があり、とても滑らかだった。
「しなやか」 という表現が似合ったが、反面 ロールが大き目で姿勢が厳しくなることも。

そんな 大人びた乗り心地が、マイナーチェンジで少々変わった気がしてならない。

最もストロークが減った気がするのは、フロント。
あの深く沈み込む感覚があまり無い。

リアも同様にストローク感が薄く感じたが、フロントほどではない。
そのせいか、接地感が薄れたような…。

IMG_1893_b.JPG 


全般に 省ストローク によりロールが抑えられ、前後のバランスが取れた、みたいな感じかなぁ。

も少し極端な表現をするならば、「デミオ」 に対する 「CX-3」 の締まった足腰のような関係?


ロールが少ない事を良しとするメーカーもあるが、適度なロール(荷重移動)はやはり必要に思う。


ストロークが減ると、大きな衝撃の吸収に弊害が出る。
この辺り、既存の 「アクセラ」 は バランスが絶妙 で、細かい振動から大きなウネリまで上手にいなした。
ただし、ロードノイズが盛大に室内に入り込んでいたが(汗。


今度の 「アクセラ」 は、全般に締め上げ方向らしく、意外に衝撃(突き上げ等)が気になる。
特に、小さな尖った衝撃は「CX-3(前期)」の印象に近い。
Lパッケージの豪華な皮シートの恩恵で相殺されるが、ハンドルや床からの入力は誤魔化されない。
ロードノイズはかなり減ったかな。

GVCだから乗車しても疲れ難いとの話だが、上下方向の衝撃(G) は退化と感じた。


推測だが、そのGVCの効果を出しやすくするため、前後方向のG変動率向上を目指し、足回りを締め上げたのではと思うのです。
長いストロークを持つ足にGVCでは、おそらくほとんど効果が見込めません。


グランツアラーが、スポーティーカーに化けたような感じを受けるんですよねぇ。


良く走るパッケージ

2016-08-04 17:45:00 | 日記

​平日とはいえ、やや多めの車が流れる一般道を流します。

信号発進等で感じる、「これで1.5Lのクリーンディーゼルかぁ」 というユトリある加速。
勿論、スポーツカーのようにビューーンと速度が上がるワケは無く、ジワジワと急坂でも速度を上げていくトルクが巧い。

この辺、ディーゼルのおいしい所がシッカリと織り込まれてます。


6速ATは SKYACTIVE-DRIVE。
この変速機は、アクセル開度によって役割をつけてるように感じます。

ある部分までしか踏まないと、一定速で巡航したり、エンジンブレーキを生かしてジワジワと減速したりする。
渋滞に嵌ったりすると、前の車が減速する度にブレーキを踏む 「SX4」 と異なり、アクセル全閉にすればそこそこの減速が生じる。

アクセルとブレーキのペダルの踏み替えってかなり面倒で疲れますよね。
それをアクセルだけで 最低限コントロールできるあたりが、メーカーの言う「意のままに操るなんちゃら」かな?

巡航域より踏み込むと、今度はリニアに加速が始まる。

踏み量で速度をコントロールする。

この辺りの微調整、以前の 「デミオXD」「CX-3」 よりは改善してるが、まだもう少し改良の余地を感じた。
まだ制御が荒削りっぽい。


更に踏み込み、ベタ踏みの先に 「キックダウンスイッチ」 が組み込まれている。
これは強制的に、現在のギヤの一段下に変速する機構。
なので、一気にエンジン回転数が上昇し、より早い段階から全開加速に突入できる♪

使い方に慣れると、ちょいと病みつき?


SKYACTIVE-D1.5を搭載する中で、最も車重が重い 「アクセラ 15XD Lパケ」。
非力感はといえば、やはりある。

厳密に言えば、必要なパワー(トルクも)は備わっているが、余計な過剰分は持ち得ていない。

余程、これでレース紛いの事をしようとでもしない限り、苦情が出る事は無いな。

それでも、中柄な車体をグイグイと前に押し出す、頼もしいエンジンです。


いざ、出発~♪

2016-08-04 17:44:00 | 日記

​サンバイザー裏の機器にETCカードをセットし、出発準備完了です。

着座姿勢は電動(運転席)のため、途中で微調整が可能です。
ステアリングの位置は、安全のため停止時に行います。

エンジンはブレーキを踏みながら、スタートスイッチをポチっとなで起動する。

と同時に、起き上がってくるAヘッドアップディスプレイが母には珍しいらしい。

皮のシートも慣れてないせいで、母はちょっと戸惑ってる様子。
体重がとても軽いので、皮より普通のシート地の方が伸縮を考えると向いてるかもなぁ。


とりあえず、我が家のSX4と比べて、乗り心地の違いと、疲れ具合を母にインプレをお願いした。

路上に出ると、直ぐにディーゼル特融の加速フィールに気付く。

4気筒の各筒の爆発を感じるというか、粒立った力強いトルクの連続ですね。

ガソリン多気筒エンジンのような、ムゥォーーーっと滑り出す様なフィールとは全く違います。

悪く言えば、ガラガラガラ(音は殆どしない)というトラック然とした回り方です。

が、自身は三菱ジープで都合2台もディーゼルを愛用してたし、鈍感(?)な母には全く関係無い様子。


ガソリンエンジンしか知らない方は、この辺りのフィーリングの違いをしっかりと試乗で確認される事をお勧めします。
高回転まで回るとはいえ、1.5Lのディーゼルエンジンの吹け上がり方はかなり鈍重感がありますし。


「DE精密噴射」が付いたというSKYACTIVE-D1.5 の扱いやすさはどうでしょ!
前期のものとはほとんど別物という変わり様です。

特に、街中で多用する 発進~中速域 の速度コントロールの改善は涙がでそうな「進化」 です。

それでも、まだ2,000rpm付近を境とする急激なトルク変動は残っていて、この辺りのコントロール(運転手側)が評価を大きく分けそう。

良く言えば、エンジンに表情(クセ)があるw