構造が簡単なので約20分弱で交換は終了。
両側からパッドを押し出す油圧式と違い、ワイヤー引きの場合は片側からしかパッドが出ません。
もう片側は固定式なため、押し出された側のパッドがローターを押し、強引に反対側のパッドまで押し付ける(歪ませる?)事で制動します。
このため取り付ける際は、極力固定側のパッドに近い位置にローターが来るように取り付けねばなりません。
ちょっとズレると当たってしまい、遠すぎるとローターに負担が掛かりますから、意外に微調整が必要なんです。
私は厚めの紙を挟んで位置決めをしましたが、小物を使うと楽にできますね。
...にしても、価格相応というか、内側の鉄板貼り付け構造は安っぽいというかチャッチく見えます(汗。
また、パッドの微調整機構も動きが荒く、とりあえず付いてます程度のものです(滅多に使う機能じゃないけど)。
これは外した昔のキャリパーの方がスムーズで微調整が容易だったので、コストダウン等が響いているのかも。
本題のブレーキ性能は、まだパッドの馴らしができてないので何とも言えませんが、試験走行の感触は悪く無いです。
ローターは最初にしっかりと熱入れをして性能が出てるので、落ち着くまでそんなに時間は掛からないか、と。
キャリパー本体の重量がかなり軽くなったのが走りに影響するかは判りませんが、僅かな出費で当分働いてくれれば元は十二分に取れると思います。
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