ツインランドに置かれている数々のランドローバー社が作った車達。
でも私が現役(Jeepで走り回っていた頃ですな)の頃は、ディフェンダーと呼ばれるようになる車種は「ランドローバー」と呼ばれていました。
で、「砂漠のロールスロイス」なんて褒め称えられた本格的クロカン四駆を「レンジローバー」と分けていました。
当然、当時はディスコもフリーランダーも無い時代。
長さにより90だの110だのと呼んでたっけ。
ランドローバー90は恰好も好きだったし、存在感はジープやランクル(40系)をも凌駕するものでした。
日本では車重の問題からか、昔でいう110のみとなってるようで、お店にも90は見られませんでした。
とても残念な事です。
3.11や新潟県中越地震、遡れば阪神淡路大震災の時も被災地で役に立ったのはこういった不整地を得意とし、高い積載能力を持つ車でしたね。
新潟の実家(十日町)では小雪舞う中、軽自動車の中で約2週間も家族5人が残ってるガソリンで暖を取るという「シェルター」として車が活躍したと言います。
家は地震で半壊ですから、こうなると車の役割って考えさせられてしまいます。
南海トラフで関東から西日本に大打撃を与える大震災が訪れるのはそう遠く無いと学者は口を揃えて言います。
そんな中、エコだのコンパクトだのを優先した車が家族の命をライフライン復旧まで支えられるのでしょうか?
不整地はプリウスやアクアは走れません。
災害国に住む身とし、ディフェンダー等を見て改めて車に求める事をイレギュラーも含め考えるべきかなと思うのでした。