草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

ぼやっき~:エンピツ削りについて

2009年06月10日 | 世相に疑問
「世相に疑問」という自分のカテゴリに
分類するまでもない
たいしたことではないのだけれど。

つぶやかせて。


どうして、最近の手動式エンピツ削りは

こうもこわれやすいのでしょう??


じいじの机上にある35年前の
手動式エンピツ削り器は、いまだに元気で
活躍しています。

技術立国ニッポンが、未だ生きていた頃の製品なり。


      



今使えなくなったのは、2代目エンピツ削り器。
1代目はムスメの入学と同時に購入しました。

なのに2つとも、使い始めて数ヶ月で
エンピツが入っていかなくなりました。

もちろん、エンピツの末端を押し込んだり
削る部分を引っこ抜いて掃除をしたりの
努力はしております。

削るときの感触から いわせてもらうと
パーツの合いが 甘くって!!
さすがに3代目を買う気になれなくなりました。

かといって、電動式エンピツ削り機を買う気にも
なれません。

というのも、ただエンピツを差し込む、
それだけで ガーッと
削れてしまう、無駄に削っても気が付かない、
そのことが 気に入らないのです。

たとえるなら、電動式シャボン玉メーカーのよう。

情緒もへったくれもありませんし、
スイッチをいれれば、すぐさま
求める結果が得られる。しかも効率的に。

それはそれで便利なのだけれど、
何かが違うような気がします。
とくに、こどもの毎日のことでは。


というわけで、
ムスメはいま、手でくるくる回すエンピツ削りで
しこしこ削っています。

へたっぴいだから、赤鉛筆なんか、
すぐに芯が折れてしまいます。

ムスメの求めに応じて、
たまにはわたしも手伝います。
カッターでエンピツを削ります。

もっとたまには
ムスメにもカッターを持たせて
エンピツを削らせます。

こっちがドキドキしたのは初めのうちだけで、
きちんと教えてやると、
ムスメは不器用ながらも、それなりに
字が書けるようにエンピツを削ります。

時間かかるけどね~・・。

手仕事の道具の使い方を教えるって、
文科省新学習指導要領で謳っている「生きる力」に
つながるような気がしています。



・・・って、話を広げすぎかもしれないけど(笑)



思えば小1で、わたしもカッターでの
エンピツ削りを教わりましたっけ。
大切な色鉛筆は、いまでも大事に手で削っています。

芯を残すようにして、
少しでも長持ちするように、ね。