草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

『だれか、ふつうを教えてくれ!』倉本智明:著

2009年08月17日 | おすすめ本
4月に読んで書評を書いた
みうらじゅんさんの『正しい保健体育』

同じ、理論社のシリーズの本です。

やっぱり、図書館で借りてきましたw


 『だれか、ふつうを教えてくれ!』
  著:倉本智明
  理論社、2006年
  YA新書 よりみちパン!セ <第2期>

  
「ふつうってなに?」という
難しいテーマを、とってもわかりやすい言葉で
書かれています。

著者の倉本氏は、実は、視覚障害者でいらっしゃいます。

お子さんの頃から青年期は、弱視。
青年期以降は、視力をほとんどなくされて
白杖をもって生活されています。

そして、そのご経験を前向きに捉えられ、

  「障害学

というフィールドで活躍されていらっしゃるそうです。


わたし、この本を読んで、

目から鱗がぽろぽろ落ちました。


わたしたちは、一面的なものの見方をしがちです。


そのことを、ふと気づかせてくれる本。


この本を読むと、

  ものの見方、考え方が深まる

・・・と、思います。


大人にも、思春期を迎えるお子さんにも、
まちづくりに携わる方々にも

おすすめです。

 

区のPTA広報誌で

2009年08月17日 | PTAについて考えてみる
うちの学校のPTAが、委員会やら係やら当番が
たくさんあって大変だ~、という記事

以前書きました。

で、できれば、PTAの任意加入を目指したい
思いがあります。

  これは、時間がかかりそうなので、
  追々考えたり詰めたりしていきたいな、と
  思っています。

そして、なにがしかの委員会(PTAの仕事)を
減らせないかな、と
思っておりましたところ・・・

1学期の終業式間近に
ムスメが、学校を管轄する区のPTAの
広報誌を持ち帰ってきました。

それをみると、「PTAってなに?」という趣旨の
ページがA4大のスペースでまとめてありました。

そこに、PTAの委員会の説明がありました。

しめて、項目5つ。

 ・学級
 ・役員
 ・広報
 ・単P研修
 ・広報

ベースとなる情報は、新1年生の保護者に配られる
区のPTA連合と教育委員会が発行する
小冊子、「PTAのしおり」から
とられているようです。

・・これは、PTAの仕事は、
区の主導で決まっていて、
削りたくても削れないってこと??


PTA運営の基本は、単P(各学校のPTA)に
ゆだねられている
建前があるはずなのですが。


      



とある小学校でPTA役員をされている方の
ブログを見つけました。

三匹のカエル~書きたいこと色々。go with it!
愚痴。PTA話続き。ついでに着画(笑)
http://plaza.rakuten.co.jp/sep9tember/diary/200906110000/

PTA行事に参加される親御さんが激減していて、
役員さんしか参加されず行事の実行が困難なのにも
かかわらず、現状維持で

(というか見直しのアンケートをとっても
なぜか、行事を減らすことに賛成されない方が50%以上
という結果になったとのこと)

なんだかな~・・。

という内容でした。

フルタイムでお仕事されていらっしゃる方のようです。


      



形骸化したPTAを維持するのに、
特定の親御さんたちだけが汲々とさせられてしまう現状。

なんとかならないものでしょうか。