草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

単純性股関節炎:やれやれ~

2009年12月22日 | 足元記 - 子育て等のじたばた と 楽しみ
結論から言うと、けろっと治ったので
ご心配はまったくいりません<(_ _)>
お騒がせムスメの顛末記です。


ムスメは、よくいえば
子どもらしい子ども。

悪く言えば あんぽんたん。

今日は学校の帰りがいつもより遅くて
どうしたんだろうと
思っていました。

聞けば、荷物が重くて疲れて途中で昼寝してた
とのこと(おい!)。

そして、手には段ボールと
鍵盤ハーモニカを抱えていました。

2学期がそろそろ終わりますので
荷物を少しずつ持ち帰っているのです。

あとでわかったことですが、
ムスメは、段ボールに 荷物を載せて
傾いだ姿勢のまま、
ずるずるとひきずって帰ってきたようでした。

おばかさんですよね~、もう。


大急ぎでおやつを食べさせて
ママチャリの後ろへムスメを載せて
ピアノへ連れて行きました。

ピアノを待つ間、わたしは
買い物をしていました。

普段より少し早めにピアノのお迎えに戻ると、
レッスン室でムスメがうずくまっています!!

先生から聞くと、左の腰の当たりを
急に痛がって・・・。
とのこと。

荷物を片づけていただいて、
早めに教室を失礼しました。
そして、腰を痛がって歩けないムスメを
おんぶして、階段を下りました。

自転車に乗せるのも
痛がって一騒動。
足を上げるのが辛いそうです。

いったん家へ帰ると、
出迎えてくれたばあばとやっぱり一騒動。
あまりの痛がり具合に、病院行きを即決しました。

だって、これは、異常だもの。
歩けないし、立てないし、
身を丸くしている。

動くのをいやがるムスメを、説得しました。
だって、明日は、お休みですもの。

診察券セットをひっつかんで鞄に入れ、
ムスメをおぶって自転車へ連れて行き
また騒ぎながらも後部座席へ載せて。

いつもの小児科に到着したのが、
午後5時。

ここの小児科、ケータイで診察券を
通せるのだけれど、
今日はそんな余裕はなかった。

診察券番号、60番。25人待ち。

・・・ぐったりしていたムスメも、
あたたかい待合室で30分たった頃には
トイレに歩いていけるほどに回復。

ばあばの言うとおり、冷えたのかな?
学校から帰ってきたとき
おなかが出ていたらしいし。

腰に続き、今度はおへその辺りが痛くなった。

でも、立って歩いて絵本を取りに
行けるくらい。
15分ほど、電話したり野暮用を足しに
わたしだけ出たりもしちゃいました。

午後6時頃。
まだまだ呼ばれるまでに時間がありそうなので
何食べたい?と聞くも興味なし。

6時半頃。
会社帰りの夫に、顔を出してもらう。

7時頃。
「おなかが空いた」とムスメが言うので
駅前のパスタ屋に食事に行く。
もりもり食べて、腹痛も大丈夫そう。
食後、見違えるほど元気が出ました。

8時半過ぎ。
やっと診察の順番が回ってきました。

  説明の丁寧な小児科なので、信頼しています。
  が、インフルエンザが流行るこの時期は大変!
  予防接種の方もいて、余計に混むのです。


問診、診察、触診のあと、

単純性股関節炎 と診断されました。

股関節の 大腿骨頭部(ボール状)の部分は
ふだんは自在に動いているのだけれど、
たまたま一定方向にしつこく動いた場合、
炎症を起こすことがある、とのことでした。

単純に、物理的な、問題だそうです。

  ただ怖いのは、細菌が鼻腔などから入って
  股関節に到達する場合があり、
  同じところが同じように痛くなる股関節炎が
  あるとのことです。

  細菌性の股関節炎の場合、
  熱が出ることと
  患部が腫れるので、見分けがつくそうです。


ムスメの場合は単純性なので
へんな格好で歩きませんでしたか?と
質問されました。

荷物が多かったせいだな、とピンときました。
そのことは先生にお伝えしました。


  ・・まさかそのときは
  段ボールを変な姿勢でずるずると
  引きずって帰ってきたとは思いませんでしたが。


診察待ちの間に治って良かった~

結果的にたいしたことなくてよかったです。
阿呆なムスメの行動に力はぬけましたが
いろいろ勉強になりました。

ムスメには、抱きしめて、
「治ってよかったね♪」そして「もう~!」
この二言で、通じたようです。

「ごめんなさい」と言っておりました。


夫にも感謝。

私たち2人、連絡はいれましたが
帰りが遅くなって
しかも外食して帰ってきたのに文句一つ言わず、

ラーメン作って食べていてくれました。