草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

優良PTA文科大臣表彰「被表彰候補団体調査票」:まるおの雑記帳より

2009年12月16日 | PTAについて考えてみる
時々とりあげている まるおさんのブログ
まるおの雑記帳より

優良PTA文科大臣表彰「被表彰候補団体調査票」

について言及されている
記事がアップされたのでお知らせします。


      



優良PTA表彰については
とまてさんがすでにブログで取り上げて
いらっしゃる

"PTAの健全な育成と発展に資することを目的として"

のですが、
恥ずかしながらわたし
この問題がはらむオソロシイ意味に
気づかないでおりました。


      



文科省による 優良PTAの表彰。


つまり、

「PTAは任意団体だから
指導のしようがない」

と のたまう文科省。
まるおさんのブログをご参照ください
経緯が詳しく載っています。)


その 論理はタテマエであり、


実際は「名誉」を餌に
文科省がPTA活動をコントロールしている
事実が浮き彫りになってまいります。


  言い過ぎと
  おっしゃる方もおられるかも
  わかりませんが、わたしはそう感じます。


ぞぞぞぞ と
寒気すら、してきませんか??


国の機関たるもの、
言動を一致して欲しい

切に願います。

民主党政権の影響が、図書ボランティアまでやってきた

2009年12月16日 | 足元記 - PTA&読み聞かせ&卒対
この間、学校の図書ボランティアへ行ってきました。

その時、図書事務の方と
話題になったのが
来年のこと。


民主党政権になり、
事業仕分けをした結果が、
身近に波及しています。

予算が読めないとの事情があるらしく

一昨年まで荒れ果てていた
小学校の図書室に
たいそう手を入れてくださり

充実させてくださっている

図書事務の方が
来年度もいらっしゃれるかどうか
不透明だとのこと!!

来てくださっている
図書の専任の先生も同様!!

ムスメの通っている小学校は
区全体として教育委員会の肝いりで
教科「日本語」を導入しています。

日本語力を養うこと
つまり
コミュニケーション力をつける
根本の力は
言葉を増やすことにあり

親しみやすい図書室作りは
子どもたちの教育の
基礎ともなるべき大切な部分だと

重々わかっているはず、
なのに。

いえ、だからこそ。

図書室メンテナンスの
矛先が、
一父兄までやってきました。

ボランティアがいやだ

いうのではありません。

でも、ボランティアに頼る
仕組みは、
不安定なのも確か。

では、PTAで図書委員を立ち上げる??

それも
ひとつの
解決方法かも知れませんが

この
余裕のない世の中
また 保護者のマンパワーが
当てにされるの??

役員や委員のなり手は、すでに
いつもにたような顔ぶればっかり。
できるひとは 限られてくる。


対症療法だけ続けていると
問題の本質を、見失ってしまう。


問題の根本は
こないだと
同じ事をまた書いちゃうけれど

      


これ。

日本の教育予算は、OECD諸国中
最下位から2番目の、と~~っても貧しいもの
なんですもの。

文科省発表のデータはこちら。

『図表でみる教育 OECDインディケータ(2009年版)』
(Education at a Glance)の概要について
平成21年9月8日


      


どうしてそうなっちゃったのかな。

  教育、票にもカネにもならないから??


「キレる」こどもたちを
憂うなら
日本語力をこどもたちへ伝えたいのなら

あたたかい言葉のシャワーを

こどもたちにみんなで
かけてあげるのが 一番、と
思います。

これが、車の片方。

車のもう片方として

図書室のメンテナンスに
必要な
公的な仕組みを

整えたっていいのに

と思います。

図書館は行かない子は行かないけれど
学校の図書室は
授業で使うもの。



無駄な電子黒板1台70万円
買うお金があれば、
もう少し足して

非常勤 1人 雇えるのでは?

って思います。




「コンクリートから人へ」の
かけ声通りの
事業仕分けとは
行かなかったのでしょうか。

お金だけ見ていると
たいせつなものを
見落としてしまいそうです。