拙ブログ過去記事「いじめ防止プログラム」のコメント欄で、NPO法人ストップいじめ!ナビについてご紹介しました。デジタル朝日に、関連記事がタイムリーに載っていたので、紹介いたします。
151220 朝日新聞デジタル
生徒手帳にいじめ相談先・被害の記録例 福岡の中学校
記事によると、 NPO法人ストップいじめ!ナビの代表理事・評論家でいらっしゃる萩上チキさんが福岡で講演された際に、お考えに保護者らでつくる「ちくし教育を考える会」のメンバーが共感し、生徒手帳へいじめ対処法の掲載を、筑紫野市教育長に求めて実現したそうです。
記事のうち、無料で読める部分を転写貼り付けします。
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福岡県筑紫野市教育委員会が今年度、市立の全中学校5校で「いのちの生徒手帳プロジェクト」を始めた。中学生が身につけている生徒手帳にいじめの相談先などを記して、「いざ」という時に役立ててもらう。全国的にも珍しい取り組みという。
生徒手帳の中身は学校ごとに若干違うが、在学証明や校則のほか、いじめに関するページを設けて、1校を除き見開きで載せた。
左側のページには「いじめ・いやがらせは許されない行為」とし、いじめに対して学校が適切な対応をとることを約束した「いじめ防止宣言」を掲載。いじめにあったり目撃したりしたら、被害の記録をつけることや相談することを促し、自治体などの相談窓口の電話番号も載せた。
右側のページには、「いつ」「どこで」など、いじめを受けたり目撃したりした時の記録例を示した。これを参考に、ノートやメモに書き残してもらうことを想定している。
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生徒手帳は、身分証明書を兼ねていますから、まず無くさないものです。このアイデアは、とてもよいと思います!この取り組みが全国へ広がることを願います。
151227追記します。
拙ブログ過去記事で、いじめの定義について紹介しているものがあります。蛇足がおおい記事ですが、ご参考にリンクします。
いじめの定義は
- 文科省定義
- ある児童精神科医の定義
を紹介しております。私なりの解説もあります。