これから、小金井 宮地楽器ホールで行われる、宮沢賢治の朗読に曲がついたものを聴きに行ってきます。
私が参加しているPTAコーラスの指揮者が作曲したものです。フェイスブックに短いリハーサル動画がアップされていた(リンクしました)のを聴いて、涙が止まりませんでした。
生ですもの、今日も泣くと思います。
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見てきました。『双子の星』は、1時間に及ぶ大作でした。今日が初演だそうです。
朗読に、オルガン、クラリネット、バイオリン、ピアノがついていました。朗読で世界に引き込まれ、音楽で豊かになった世界に遊びました。不協和音が多いのは作曲者の好みなんだけれど(コーラスでいつも不協和音に苦しんでいます^^;)、それがほどよい緊張感。和音の具合によっては、これからの展開やいかに…!とハラハラさせられました。
「星めぐり」のシーンの楽曲は、深遠な宇宙空間に、ときどきキラッキラッと星が光るさまがビジュアルとして見えてきて、圧巻でした。
それにしても、語りの力って、ものすごい!朗読から伝わってくるものが、とても豊かです。あんな風に語ったり歌えたら、どんなにすてきなことでしょう。そこに至るまでの努力を想像すると、気が遠くなります。
『双子の星』がおわったあと、ビールと軽食がふるまわれました。語りと音楽の会「ともだちや」15周年記念を祝って会場中で乾杯!
しばし歓談したのち、宮沢賢治『やまなし』の朗読が行われました。アンコールです。
こちらは、さっきと同じ方が朗読され、そして作曲者がみずからピアノ&ガラス打楽器を演奏する、2人での公演です。なんかいも合わせていらっしゃるのかな、息がぴったりでした。初めのうちは、語りと音楽を楽しんでいたのですが、途中からふたつが混然一体となってやってきて、その渦に巻き込まれました。圧倒されました。
今日は、いいものを聴けて、魂の洗濯ができました♪