娘が、いじめ防止プログラムのスクールバディトレーニング2回目を、昨日受けてきました。関連する拙ブログ過去記事は、以下のとおりです。
娘から最初に出てきた報告は、「楽し、大変、疲れ、面白かった」。なんのこっちゃ。でも、この日娘は遅く帰ってきましたので、充実したプログラムだったのだろうと思います。1回目でやったブレインストーミングの話は、2回目には出なかったそうです。
2回目のプログラムは以下のとおり。
- 紙コップを3個つかった演習
- ロールプレイングでコミュニケーション
紙コップを3個使った演習では、下記のシーンごとに、自分がどんな表情をしているかを描き、一人ずつ皆の前で発表したそうです。
- 一人の時
- 家族といる時
- クラスにいる時
そして、自分が落ち着く順に、カップを重ねて行ったそうです。
ロールプレイングでコミュニケーションというのは、プログラム終了後、スクールバディ活動を始めたときのことを想定し、相談しに来た生徒の話し相手をする練習だそうです。活動の概要は、こちらの過去記事をご参照ください。ロールプレイする役割は、下記の2つです。
- スクールバディ役の人
- 相談者役の人
これを、相手を変え、時間を変え、役割を変えて5~6回やったそうです。相談者の状況は、予め設定がされてあり、紙1枚に1設定で何通りものパターンがあったそうです。この紙を、先生が選んで配ったそうです。ちょっとはっきりしないのですが、紙は一人一枚で、それをずっと持って回ったのではないかと想像しています。
話の聴き方のコツとして、共感、があげられたそうです。
娘さん、頑張られてますね。
かなり時間をかけてトレーニングを
するのですね。
楽しみにしています。
来月公開される映画、「十字架」は
小出恵介さんが主演、いじめ自殺を描いた作品だそうです。
http://eiga.com/news/20150808/11/?cid=news_20160123_8_4
監督が茨城県中の子どもを集めワークショップをしました。
いじめを受けていた子に、いじめる役をやらせたら、『いじめるのがこんなに楽しいと思わなかった。いじめるとみんなが寄って来てくれて、こんなに嬉しいことはなかった』と言ったとあります。
これがいじめの本質なのだろうと
思っています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160123-00000008-eiga-movi
この映画が娘さんの活動に何かヒントに
なるといいな、と思いご紹介でした。
公開されたら私も観ようと思います。
ご存知でしたら失礼しました。
娘のスクールバディトレーニングは先週末終わり、
いよいよ活動に入っていくようです。
3回目のレポート、次回のエントリでいたしますね。
映画「十字架」のご紹介、ありがとうございます。
ぞんじませんでした。
ご紹介いただいた告知サイトとYahoo!ニュースを拝見しました。
…重い映画ですね…
首吊りのシーンがあるとのこと。正直申し上げて、感受性の強い娘に見せるのは、酷かな、と思いました。
自殺するほど悩む、という状況。子や友を失った嘆きと痛み。私も、きちんと観られるか、覚悟が要ります。
そのほかに、いじめる側の言い分が、監督がワークショップでひろった実際の生のセリフとして映画に使われているということ。ここは、知っていた方がいいと思いました。
「いじめがこんなに楽しいと思わなかった」「みんなが寄ってきてくれて嬉しい」という、いじめられっ子の経験談に、ハッとさせられました。
人は孤独では生きられない、仲間がいないと耐えられない(仲間がいると嬉しい)、というのは、真理のひとつだと思っています。
娘自身は、自分自身の体験の中で、いじめというものは理解しています。そして、いじめを先生に「ちくった」場合の周囲の反応をわかっています。
だからこそ、「スクールバディ」で、生徒が生徒の相談を受ける、という意味があるのかな、と思います。
確かに親として子どもに観せる
のは躊躇しますね。
小学生の息子にはまだ無理だと
思っています。
中学生でも厳しいと思います。
大変デリケートで重い話しです。
ただの紹介ですのでお気を悪く
されないで下さいね。
いじめる側の気持ちが分かった上で
取り組むとまた視点が増えるのでは
ないかと漠然と感じます。
いじめる側を理解するのにこの映画を
観る必要はなく別の方法でよいと
思います。
私は田舎在住でして映画が上映され
ないのが分かりました。
上映される所に行くしかないです。
そこは都合が付くので一人で行きます。
息子と同じ年の小学生4年生が
自殺したのを聞いた時はショック
でした。
まだ幼いと思う年頃なのに追いつめ
られたら自死が出来るのだ。
いじめだけで済まないケースが
あるので親として覚悟がいるな、
と感じました。
まとまりのない話しで大変失礼
しました。
お気遣いいただいて恐縮です。
これは貴重な映画をご紹介いただいた、と思っております。
ぎりぎりまで、見に行くかどうか迷うと思いますが
とても気になっています。
もしかしたら私、映画を見て、周りの大人の対応に
キーっとなってしまうかもしれません(^^ゞ
私、はっきりものを言う性質なので、
拙コメントをきつくお感じになりましたら、申し訳ありません。
…これでも、言い方には気を付けているつもりなのですが…
…会社に行っている外野から、全然足りてないよ、と
つっこみが聞こえてくるような気がします。
>いじめる側の気持ちが分かった上で
>取り組むとまた視点が増えるのでは
>ないかと漠然と感じます。
確かに、おっしゃる通りです。
「いじめは悪いこと」と児童生徒みなが知っているはずなのに、
いじめが一向になくならない事実があります。
いじめに関する講演を聞いたところ、データ満載でした。
それによると、いじめの件数は、一見変動しているのですが、
原因があって、大きないじめ事件の報道が
影響しているそうです。
いじめ自殺などが大きく報道されると、
行政も学校も焦り、意識して、丁寧にいじめ調査を行う
のではないか、との分析でした。
>いじめだけで済まないケースが
>あるので親として覚悟がいるな、
生活困窮の問題、子どもの相手をする時間が極端にないケース、
いろいろ考えられますよね。
基本的には、親は、子どもとくっだらないことでよいから
コミュニケーションを取って、SOSのサインを見逃さないように
すればよいとは思うのですが…
■参考情報です。
拙ブログ過去記事
「いじめ対策に、道徳を必須科目化への動き―NHKニュースより」
http://blog.goo.ne.jp/yamyam00/e/e88d7d1fb62044dec1b49ed63e8ade3d
の後半部分に、いじめの定義についてご紹介しております。
お目通しくださると、幸いです。