草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

私の考える、学習の構造

2015年12月02日 | ちょこっと背伸び - 猫紫紺の気付いたこと

中学生の娘と勉強について話していました。ディスカッションしていた感じです。

その過程ででてきた、学習の構造をメモしておきます。

学習する、つまり勉強する目的は、社会問題はじめ、なんらかの課題解決を行うことにあると私は考えています。これは、先日の講演でリヒテルズ直子さんもおっしゃっていたことです。

残念ながら、人の評価はどんなものをアウトプットするか、で行われるのが現実です。教育に携わる人は、学ぶ過程や、行動の途中経過をきちんと評価してくれるのですが、世間一般ではそうもいきません。

大さっぱにみると、学校の勉強は、授業をうけて、テストの結果で評価されるといえます。

つまり、インプット ⇒ アウトプット の関係です。

この関係を細かく見ていきます。

ものを知る(授業を受ける、インプット)
   ↓
理解する
   ↓
覚える
   ↓
関連させる
   ↓
知識を使う(テスト、アウトプット)

この繰り返しです。
知識を使っていくことで、知識は身について行くと考えています。

脳科学では、知識をインプットして、忘れたころ(1週間~2週間くらい)に復習すると、記憶が定着すると言われています。

私がいう「知識が身につく」とは、テスト結果を上げることだけではなく、もっと有機的なイメージです。知識同士が有機的につながって、「知識を知恵に変えていく(世田谷教育長・堀氏談)」おおもとの力になっていくことを意味しています。