このタイヤのみ製造後35年だった
私は定年を迎えて後、故郷へ帰り田畑を記憶に残る稲刈りなどができる状態に戻したいと努力している。そのため数年前に中古の軽トラックを購入して利用している。
耕運機や車については自分では詳しいと思っており、これらの機械は中古品を使っている。1昨日、畑に軽トラで出かけた。農作業中にシューの異音が車方向から聞こえた。空気音であり音の方向を見るも異物は見えず「マー良いか」とそのまま作業を続けた。
作業を終えて「帰ろう」とした際、タイヤが1本パンクしていることに気付く。状態はワイヤ線が見えるほどのバースト。空気音の原因は判明したが、すぐに対策を考えねばならない。工具を出して見ると、「そろっている」、替えタイヤを探すと助手席後方の荷台下に見つけた。交換して乗れる状態に戻せそうだ。タイヤ交換作業開始。問題が発生するとすれば、予備タイヤの空気圧不足と交換工具のジャッキを設ける位置が不明確であること。空気圧は帰るだけなので、低圧だが合格の範囲。ジャッキ位置については交換タイヤ近くの車軸に決めた。
こんなやり方で作業し乗れる状態にして、家まで帰ることができた。最近車所有者が、車検を受けて整備が行き届くため、運転者は車を利用中に整備をすることはまずない。安心している。しかし今回の例のような、自分で対応できるトラブルもある。これからも、安心せず、工具と予備のタイヤとは常備しておきたいと思った。