橋下市長が呼びかける住民投票結果
十七日の住民投票が「否」の結果となった。百四十万票を二分し僅か約一万票差だ。住民投票のこの選択結果は多数決であり方向は決定された。がこの結果は私の喉をスムースに通過してくれない。
現大阪市長の橋下さんによると「七年間このテーマで議論してきた」と説明された。この問題のため大阪府知事を辞め、現市長となり現府知事と共にこの投票に集中。大阪府・大阪市もかつての東京府・東京市と同じく大阪都・〇〇区へ変更を。人口が集中して二重行政となっている状況を改善へ進もうと訴えた。
現状を「良」としようとリードした人たちには疑問を感じてしまう。「府」と「市」が連携すれば同じにできるとは、「いつも連携できる」状況とは異なるからだ。
この「連携」に経費と時間とを掛けずに進めるように「みなさん改善しよう」とこの住民投票まで関心を集める努力がなされた。
結果を聞いてとても「残念」だ。「国」は機能が上手く回らなくなると淘汰される。と歴史が教えると言われる。機能は上手く回っているのか。
ふり返ると、定退者の私の家庭も機能が上手く回る見直しを考えることが大切そうだ。