うどん粉病対策
「うどん」と聞くと美味しい麺を想像する。しかし、ここでは好ましくないいちごの病気「うどん粉病」、その対応策を調べて自分の策を模索する。
いちごについて。バラ科。冷涼な気候を好み、暑さと乾燥には弱い。土はpH6.0前後が適す。育てやすい品種は「宝交早生」「ダナー」「タンゴ」「さちのか」。苗はウイルスフリーを。土盛はナメクジを防ぐため表面は平らに。植え付はクラウンが少し隠れる程度に、株間は30㎝。水遣りは葉に土の跳ねが掛からないように。
摘葉は冬の間に一株当たり元気な葉を4から5枚にする、ランナーは収穫前、中にはすべて摘む。授粉は人工授粉で補助。開花後約30日で収穫。最後に病気対策、うどん粉病は茂りすぎた葉を冬の間に切る。灰色かび病は雨に当てない。発生時には薬剤処理をする。うどん粉病:燻煙剤 トリフミンジェット 400m3当り50g 10時間保持。
今年はこの燻煙剤を試そう。目に見えるうどん粉がどんな風に消えるのだろう。