愛情ある助け合いに
高齢者には見守りが必要だとよく聞く。そのための活動がなされているという。どんなことを行うのか。そしてそれはどんなことに役立つのか。理解を深めたい。
高齢者(65歳以上一人暮らし又は、75歳以上の人のみの世帯)の異変とは。新聞が数日分たまっている。数日間、雨戸がしまったまま。最近元気がない。ここ数日、姿を見かけない。会話がかみ合わなくなってきた。季節にそぐわない服装をしている。などとある。
そして見守りにより、高齢者の異変に早期に気づき、必要な支援につなげていくこと、ができると説明されている。さらに、見守り支えあう地域づくりや閉じこもりの防止、介護予防の推進を図りますと。(神戸市のホームページの拾い読み)
確かに、新聞のたまった状態などは気づき易い。異変が起こったことを知ることができる。「なるほど」である。しかし私にはまだ消化しきれない何かが残っている。ホームページが表現を柔らかくしているためだろう。
深読みをしてみると、効果について、目指すものは少し前進した「閉じこもり」や「孤立」を予防することであろう。この見守りは、江戸時代にあった檀家制に似ている。噂話の材料にせず、愛情ある助け合いになることを期待したい。