よく見かける蜂にも種類がある。蜂の巣に挑戦して、改めて調べる。
スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチが大きい分類のようだ。スズメバチは「子供がハイキング中に刺された」などと、時おりニュースになっている。アシナガバチは私が住んでいる兼業農家が多い地域ではよく見かける。のんびり飛んでいるように見える。そしてミツバチは蜂蜜としてその蜜を私たちは利用している。農家のビニールハウス内でも授粉に利用される。
さて、畑への通路横につくられたスズメバチの巣を見つけた近所の人、巣に気付かず作業をしていて、このハチに襲われた。うまく逃げて被害はなかったと言う。間もなくお盆の時期、お墓参りをする人たちのために通路づくりをしていた時と。
75才を超えられた男性だが、数人での立ち話時の話題。急な動きが難しい方なため、「一緒に退治しましょう」と。「見てくれますか」との返事。挑戦しようと心を決める。案内してもらうと、通路の側の木に20㎝径程度の、球状の巣を見つける。スズメバチのもののようだ。
巣には蜂が出入りしている。しかし蜂の数は少ないように感じる。聴くと「ハチジェットを1缶すでに使った」と。私の経験はフマキラーを使った後に、長い竿で叩いて落とす方法。「この状態なら、やりましょうか」と相談し、合意。サアじっこうだ。
先ずもう一度、巣を挑発し、出てきた蜂にハチジェット。白色長袖服・ゴム手袋・麦わら帽子に蚊よけのネット面を付けて準備。万一に備え薬のムヒも。「巣を落とす」ことを目指す。どのように木と切り離すか想定しておき、鎌を構えて引いて切る。1度の引きで巣は落ちた。巣から蜂の大群が出て来るかと、すぐに遠くに離れたが、2匹程度だった。「事前のハチジェットの効果が大きい様子ですね」と話しながら、安堵の気持ちでいっぱい。
落ちた際に巣は崩れ、はちの子供が見える状態になった。その写真を添付。「よかった、よかった」と会話して終了したが、すばやい動きのスズメバチが向かって来ずに、心から「よかった」と思う。