食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

新年に

2018-12-11 22:45:22 | 予算の使い方

  期待

 岩国市の柱島を訪れた。富士山に似た島影を持つ。私は、山陽線沿いに住んでいるが、70歳を前にして初めての訪問だ。

 上陸後は観光案内図を見ながら、お昼を挟んで午前と午後と計5時間程度を観光する。奇兵隊第3代総督赤根武人の生家場所や戦艦陸奥英霊之墓そして山頂の見張り所。石風呂跡、不老様そして10年前より休校中の小中学校など。

 この観光中に気付いたこと。それは道すがらの景色。石灰が撒いて、雨待ちの状態の乾燥した畑。多い空き家、『不老様』そばで出会ったお年寄りは指さして「あの家も、そのすぐ下の家も空き家」と。出会うのはお年寄りばかり。子供のいないこと。港まで戻った時、子供の声。待合所で聴くと、「夏休みで来ている」「今は島には子供はいない」と。

 私の住む町の自治会では、小学生は2人。住む岩国市の新生児数は2017年度に約1千人。人口は約13万人。現在の平均寿命と新生児数から、将来の推算人口は8.5万人程度。まだまだ人口は減少する。

 都会に人が集まること。親と子とが離れて暮らす事。現在の大きな2つの問題点だろう。この問題を解決する方向へスタートして欲しい。新年に期待する。

 扶養義務は大人の親子の場合、双方向共通だ。そのため、親の老後を扶養する子に、相続割合を多くすることは法の文意に反しない。例えば9割、但し、遺言により変更できるとする。このような内容の相続制度は、生家を継ぐ子を育み、都会へ人が集まることを抑制することにも役立つと思われる。

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