コロナ感染は日本社会をどう変えた?
新型コロナウィルスに対する緊急事態宣言が昨日縮小された。感染リスクは残っているけれど、ここふた月間程度の急感染は収束してきている。
この急感染期間に亡くなった方には、芸能人の志村けんや岡江久美子がいた。日本全体でこの宣言を合図に各人が外出自粛に取組み、ここまでたどり着けたものだ。経済活動は犠牲にせざるを得ないものともなった。
ようやく明るさが新聞にも見え始めている。なかには、この自粛経験が何か新しく社会を変えていることもあるのではないかとも言う。ことばだけだが、それを拾ってみたい。
「自宅で仕事をする、テレワーク」「増加したオンライン会議」「混雑を避けて出勤する、時差出勤の採用」「病院に行かずに診察を受ける、オンライン診療」「誰もが情報を発信する、スマホの活用」「多くのオンライン授業」「オンライン購入・販売」「個人の位置情報を利用して、ステイホーム達成状況を把握する」「この位置情報は個人の自由を奪うツールにもなる」「グローバル社会は短時間で病原菌も運ぶ・経済も冷え込ませる」「個人の動きが止まれば、大会社も数か月で経営破綻する」「人と人の接触を、人とAIロボットの接触に置き換える」など。
年末の紅白歌合戦に美空ひばりが出演した。姿も声もよく似ている。こんなAI技術を使えば、多くの真実に似たフェイクニュースをつくることができる。便利技術には共有の使用ルールが大切だ。