朝の連続テレビ小説「エール」を楽しんでいる。大正生まれの作曲家の成長を描いている。丁度今日22日に、早稲田大学応援歌「紺碧の空」が出来上がり、直後の野球早慶戦に早稲田大学が勝ったところだった。
この作曲家にとって、就職して1年あまり自作曲がレコード化されず自信を失いかけていた。社会に出た初めての曲がこの応援歌。歌をきくと、確かに応援歌だが、受ける印象はそれだけではなく、深さがあるように感じる。
さて、21日の新聞声欄にこの作曲家の「高原列車は行く」を、父が投稿者に「歌うと楽しい気持ちになるからと覚えさせた」との記事があった。子供にそのように指導することは、こどもの人生に「きっと役立つ」と考えていたからだろう。投稿者は今でも歌えるという。
汽車の窓から ハンケチ振れば
牧場(まきば)の乙女が 花束なげる
明るい青空 白樺林(しらかばばやし)
山越え 谷越え はるばると
ララララ ララ ララララララ
高原列車は ラララララ 行くよ
確かに、この曲は心を明るくさせてくれる。明るい事柄の少ない昨今、私の子供たちにもこの曲の明るい輪を紹介したい。