食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

香月美術館(長門市)

2020-12-07 23:12:58 | 今日の出来事

  この建物はご子息設計とか

 香月泰男は戦後にシベリアに抑留されていた画家という。1911年(明治45年)に生まれ、享年は62才。

 27才で結婚。32才で招集され満洲へ、終戦時の年齢は34才、その後2年シベリアで強制労働を強いられていた。満洲での2年間には2日に1通程度の頻度で絵葉書を家族に送っている。

 シベリアから帰って後は学校の美術の先生をする。また1956年(45才)には約半年間のヨーロッパ旅行をしています。1960年には先生はやめて、画業に専念。黒色を多く使った、シベリアシリーズは代表作だ。

 彼の作品は長門でつくられた。彼は家族のいる長門市三隅で生涯のほとんどを過ごしたという。美術館にあるビデオに、100才を超えている奥様は、ご主人について「作品を作り乍ら、私をアトリエに呼ぶんです。私が近くにいることが大切なようでした」と紹介されていた。

 ストレスは人の性格に影響を与えるという。シベリアは香月泰男に強い影響を与えているようだ。

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