蓮心堂〜セルフメンテナンスを心がける大人の為の隠れ家的な中医学サロン〜

「健康は美の大前提」 
カウンセリング・かっさ・薬膳料理教室・セミナー等を通してあなたの快適生活をサポートします。

血管が大事なら減塩を

2022-06-22 | 積み重ねる養生
こんにちは。

大人女子のセルフメンテナンスをサポートする蓮心堂です。



昨日は夏至で昼間時間が長い一日でしたが、少しでも実感できましたか?

私は夕方から出かける用事があり、家を出たところで雨に降られ、、、そんな天気に建物の中ということもあり、あまり実感はできませんでした。
でも、その前の日に「もうすぐ七時なのにこの明るさ〜♪やっぱりこう感じる瞬間って好きだなあ。」と日の長さを実感できたので、満足です。



さて。

今日は減塩のお話。

一日の塩分摂取量を守れている方は少ないと思います。

そもそも、気にしているのは医者からの指示でチェックしている人くらいでしょうか。

外食や中食(テイクアウトやお惣菜)、その他市販の加工食品を一食食べると、それだけで一日の塩分摂取量を超えることもあります。

我が家は加工肉や練り物系は滅多に食べませんが、お魚などに塩干ものは食べますし、一尾売りでも青魚は結構塩気がきいているなと感じます。



中医学では、塩分をとりすぎると脈を傷めると考えられています。

脈とは血管のこと。

「塩分を摂りすぎると高血圧になるよ。」なんて日本でも言われたりしますね。

高血圧は血圧の異常だけの話ではなく、実は血管が傷んで起こっています。

だから、フォーカスすべきなのは血管。


血管が傷んでいるのに、血圧まで上がると、出血しやすくなりますね。



塩はやや強めにきかせた方が、わかりやすく「美味しい」と感じるそうです。

だからレストランではしっかりと塩をきかせるらしい。

以前有名レストランのシェフが、賄い料理を作った新人の子に、「美味しい。良くできてる。」と誉めた後に、「でも、お客さんに出すにはもう少し塩をきかせないといけないんだ。」と言ってました。

当時外食の塩分の濃さに「私の味覚がおかしいのだろうか?」と思っていた私は、ナルホドそうだったのかー!と長年の疑問が解けてスッキリしたのを覚えています。

それに、塩分は濃いのに関してはすぐ慣れるそうで。

だから味見をする時は一度口をよくゆすいでリセットしてから、次の味見をしますね。


以前料理教室をやっていた時は、市販のレシピの塩分量を一応参考にした上で、多い時は半量減らしてレシピを作っていました。

ただそれだけでは物足りないので、調味料は主に塩麹で。

塩麹には旨味成分があるので、塩分が少なくても満足しやすくなります。

そして、汁物には色んな種類の具を入れていました。

みなさん「意外と美味しいですね。」や、「こっちの方が美味しい。」と言ってくださり、ホッとしたのを覚えています。


女性はそれで満足してくれることが多いです。

男性は、、、、下が鈍感なのかな?と言う女性からの意見をよく耳にします。

我が家も然り。

だから、我が家ではパパ様には別に調味料を用意したり、お弁当にだけ味の濃いおかずを入れたりしています。

不満が続くとせっかくの健康効果も無くなるし、ストレスで体調を崩しかねません。


女性でも減塩に満足できない人は、お漬物やその他味の濃いモノはしっかりと濃い味で、でも量を少しだけ。から始めてみては如何でしょうか?


高血圧だけではないですけど、生活習慣病は一生付き合っていく必要があるものが多いです。

それが嫌なら、今から少しずつできることから始めていきましょう。
コメント
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