蓮心堂〜セルフメンテナンスを心がける大人の為の隠れ家的な中医学サロン〜

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砂糖なしの栗きんとん

2022-01-02 | こども薬膳
こんにちは

大人女子のセルフメンテナンスをサポートする蓮心堂です。


みなさん、お節料理は食べましたか?

私は中国へ留学していた時に数年連続で日本での年越しを経験しなかったおかげか? 年末年始の伝統的な過ごし方へのこだわりが無くなりました。
中国では旧暦で正月を祝うので、年末年始は通常通り。

街にはクリスマスの飾りが残っている状態ですから。


そんなわけで、一人で作るには大変なお節料理も、子供達に数回経験させたらあとは省いてもいいなと思っています。

だけど、私以外の3人は食べたいから作ってと言います。




自分で作ればそんな事も言わなくなるかな?




なんて思ったりもしますが、毎日三食作るのも大変なので、ストックおかずとして数品作ることにしています。

子供にも手伝ってもらって、徐々に私の仕事も手放していきたい。いつか完全に任せられたらいいな。



一番人気なのは栗きんとん。

栗は旬の時期に茹でるか蒸すかしたものを冷凍しておきます。

お芋をクチナシとともに煮て、半分はサイコロ状に切り、残り半分はフォークで潰して煮汁でのばします。

栗をスプーンでくり抜き、全部を優しく混ぜ合わせて出来上がり。


お芋が甘くて甘くてお砂糖は必要ありません。

栗だって甘いです。

きっと昔はお芋も栗もこんなに甘くなかったと思います。

そして、冷蔵庫もなかったり、こんなに大きくなかったりしたのでしょう。

だから、甘みを足すのと保存の為に、たっぷりのお砂糖が必要だったと思われます。


我が家の栗きんとんは、塊で残ったお芋と栗のそれぞれの素材の味と、クチナシの風味が混じったペースト状のお芋と粉状になった栗が不均一に混ざった部分の変化に富む味が楽しめます。

昔のお芋はもっと筋っぽかったのかな?

私は裏漉しの必要性を一切感じませんし、均一な味は単調で面白みに欠けると思うので、あえて裏漉しをしないで作りたいと思います。

サイコロ状のお芋は去年思いついて試してみましたが、今年のこの方法で確定でいいかなと思うほど気に入っています。

去年は全部混ぜあわせてから煮汁を足していたので、混ぜにくかったしサイコロが潰れたりしていました。

クチナシの風味は苦手な方もいるかもしれませんが、今年のはよりクチナシのクセのある風味を感じて私は好きです。


これ、お正月でなくても食べたいな。

このままでもいいし、芋羊羹風や茶巾絞りにしたら立派な一品になるし、子供のおやつだけでなくデザートやお茶請けにも良さそうです。

まだ栗があるので試してみよう。



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