信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&やまなみ荘テイクアウト昼食&下生野上空からの風景

2024年07月29日 | 生坂村の会議
 7月29日(月)は日差しがジリジリと照り付けて、気温が上昇し危険な暑さとなりました。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、何かとお忙しい中、また、熱中症警戒アラートが発令されている大変暑い中、会議の出席ありがとうございます。今回も道の駅いくさかの郷の関係から協議を始めて頂くわけですが、直売所の方は昨年度については順調に売り上げを伸ばしておりましたが、どうも今月は大変苦戦をしているような状況の資料を拝見いたしました。この暑さやハウス葡萄の出荷が例年より若干遅れているようなお話も聞いております。

 8月からハウス葡萄、また9月から露地葡萄が出荷され、直売所は1年で1番忙しい時期になるわけですが、皆様方にもご協力を頂きながらしっかり取り組んでいきたいと思っております。
 かあさん家の方は今年度ずっと昨年度対比をクリアして、順調に売り上げを伸ばして頂いております。灰焼きお焼きの方もこの暑さで大変かと思っておりますが、製造の方も皆さんで力を合わせて頂いて、お客様に喜ばれているというお話を何度か聞いているところでございます。

 それから農地の話し合いを各地区へ精力的に松本係長に行って頂いて、5年後10年後の農地をどうするかという話し合いをしっかり行って頂いておりまして、農業の将来のあり方、今後の農地のあり方が、決まってきている地区もございます。現状は厳しい内容ではございますが、先祖から受け継いだ、農地をなるべく守って行って、生坂村の基幹産業であります、農業の課題解決や農業振興に結び付けて行きたいと思います。

 また、7月20日21日は、農泊体験ツアーという事で、首都圏を中心に20名のお客様に来て頂いて、盛大に開催することが出来ました。天候は暑かったのですが、皆さん喜んでラフティングをして頂いたり、朝ヨガをして頂いたり、夏野菜の収穫など、予定通り進めて頂いて、喜んで帰って頂きました。

 またこれから相模女子大学のいくさか農泊ふれあい&体験プログラムを8月下旬にお越し頂くわけでありますし、秋の農泊体験ツアーも9月21日、22日と実施する予定でございます。色々なイベントが盛りだくさんですので、ここにいる皆さんのご協力をお願いしながら進めていきたいと思いますので引き続きのご理解をお願いして挨拶とさせて頂きました。

協議事項
道の駅いくさかの郷について
農林水産物直売所
 5月の月別収支は、歳入が6,017,747円で歳出が5,642,916円で差し引374,831円のプラスとなった。粗利は6.3%伸びた。
 支出については、職員の退職で有給消化を行った為に人件費が増えた。
 6月の売り上げは5,791,712円で昨年度に比較して98.8%、来客数は5,356人で前年度対比92.2%だった。6月は淡竹の出荷時期が少なく、新玉ねぎも不作で出荷数が少なかったが、他の目玉商品を作れなかったのが反省点であり、来年度は改善していきたい。

 7月に入って28日(日)までの売り上げは3,964,488円となっており伸び悩んでいる。昨年度は生活応援商品券があり、今年度はないのでその影響や、生産者からの出荷も昨年度より減っている。お客様に喜ばれる売り場が作れていないのが反省点であり、今後ハウス葡萄は8月3日から出荷され、淡竹の加工品の出荷について調整をしていき売り上げを伸ばしていきたい。
 葡萄カードの作成が順調に進んでおり、昨年度の物と併せて42種類になる。ハウス葡萄の販売に併せ、道の駅で購入されたお客様にプレゼントしていくと説明しました。
 また、8月の営業カレンダーで、定休日について説明しました。

かあさん家
 食堂売り上げ1,470,423円、来客者数1,676人、おやき販売1,791,670円、来客者数1,583人、直売所販売が1,932,595円で計5,194,688円となり、昨年度に比較して、45,651円の増となった。
 4,5,6月売上及び来客数も増えている。7月は苦戦をしているが、7月25日から梅漬けの販売が始まり好評を得ている。
 おやきを焼く部屋は40度を超えているが頑張って焼いていると説明しました。
 意見質問はありませんでした。

  1. 農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
夏のいくさか農泊体験ツアーを7月20日(土)、21日(日)に実施し、11家族20名の方が参加した。
今後の予定は、相模女子大学 いくさか農泊ふれあい&体験プログラムに7名の方が参加予定で、8月26日(月)から31日(土)にかけて実施する。
秋のいくさか農泊体験ツアーを9月21日(土)、21日(日)に行う様に計画していると説明しました。
 意見質問はありませんでした。

  1. 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
地域での話し合いが、4月9日(火)から始まり、7月28日(日)までに28地区を実施した。8月は3日(土)から10日(土)までに3地区を予定している。
大日向区(北平・中塚)、宇留賀区(南会)の地域における農業の将来のあり方、農業上の利用が行われる農用地等の区域、農業の将来のあり方に向けた農用地の効率的かつ総合的な利用を図るための必要な事項がまとまり、内容について説明を行いまいた。

・スマート農業について質問があり、現時点では決まっていないが、今後検討を行っていくようになっている。高齢化に対応していくのに省力化を図るために、直接支払い交付金等で、お金を積み立てて省力化機械の購入等検討していくと説明しました。
・農業用用排水施設の老朽化対応について質問があり、稲作に伴う揚水機や用排水路が対象で、改修するには費用を要するので費用対効果を考え検討していくと説明しました。

  1. その他
 JA松本ハイランド生坂・明科支所地域農業振興についてで、生坂支所営農関連スケジュールで8月2日(金)の梅出荷販売実績検討会から9月4日の米集荷開始(10月16日(水)まで)、ぶどう部会川手支部の8月上旬からハウスぶどう出荷小揚出荷開始、山清路ぶどう即売会が9月15日(日)、22日(日)実施及び、山清路®ぶどうファンクラブスケジュールについて説明を行いました。


△▽ お昼には職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。8月用のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。



 今回もカツ丼、焼肉丼、チャーハン、野菜サラダに、今月フェアの夏野菜カレーの各種カレーとトッピングなどのメニューを注文してもらいました。

 私は、コーヒー、安曇野の水、デザートを持参して、夏野菜カレーフェアのグリーンカレーとサラダを注文して食べました。夏野菜が多くピリッと辛い味付けが美味しくて満足でした。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が晴れて青空が広がってきた下生野上空からの風景を撮影しました。
下生野上空からの風景


 その他生坂村では、子育て支援センターで水遊びweek、経営所得安定対策兼米の生産調整実施現地確認、決算審査、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会、道の駅いくさかの郷へのぶどう出荷会議などが行われました。



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