15日(月)は雨が降ったり止んだりで、一時ザーッと強まりましたが、午後は雨の止む時間が長くなりました。
午後3時からの生坂村商工会通常総会はやまなみ荘大ホールで行われ、竹内副会長の開会のことばで始まりました。
瀧澤商工会長が、新型コロナウイルス感染症が3年になり、国としては行動制限が緩和され、社会経済が再開されてきましたが、ウクライナ侵攻により、原油高騰や物価高騰などで小規模事業者においては依然厳しい経営状況が続いておりますが、生坂村において、いくさかマル得商品券、生活応援商品券、物価高騰対策商品券などの発行によってのご支援や第6波対応事業者支援交付金により会員数の増加に結び付けたことなどに感謝を述べられるなどの挨拶をされました。
当村商工会は、昨年度10会員が加入され、3会員が退会され68会員になり、会員数が若干増えている状況ですし、商工業及び地域経済の振興発展のために貢献されています。
中山英也くんが議長になり議事を進め、令和4年度の事業報告・収支決算、令和5年度の事業計画・収支予算と会費の賦課基準と納入方法、運営資金の借入限度額、役員の補欠選任などが原案通り承認されました。
私からは、今年度もプレミアム率50%のいくさかマル得商品券や殆どの村民に対して1万円分の生活応援商品券の配布を行いますし、4月28日に脱炭素先行地域に選定され、全国で62地域の一地域として、2030年までに民生部門でゼロカーボンにするために、今年度はしっかりと計画を作成し、来年度から5年間で約60億円の事業を実施していきますが、太陽光発電、蓄電池、小水力、バイオマスなどを活用して進めてまいりますので、なるべく村内で各事業が循環できますように進め、行政と商工会が両輪の様に取り組み、生坂村を盛り上げてまいりましょうなどと挨拶をさせていただきました。
松本地域振興局 商工観光課 下平課長補佐、日本政策金融公庫松本支店 金子融資課長、長野県商工会連合会中信支所 伝田支所長から、それぞれの立場からのご挨拶をいただき、丸山副会長の閉会のことばで終了しました。
商工会は、商工タイムスの発行、地域貢献事業としての公共施設駐車場のライン引きや環境保全活動、商工感謝祭の開催、赤とんぼフェスティバルへの協力なども行っていただき、会員各位は、それぞれの立場で村政運営にも参画・貢献していただいているところであります。
生坂村商工会の益々の発展と会員企業の商売繁盛と会員各位のご健勝とご活躍をご祈念申し上げます。
午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、菅の窪漏水調査及び漏水工事、下生野漏水工事、小舟送水管現地確認、草尾第1ポンプ6時間以上 坂森配水池漏水調査、下の田漏水工事(仮設配管)、下生野・上生坂消火栓漏水確認など前回会議からの対応状況、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明を受けました。
先月大町系統の有収率が30%台になってしまい、約1トンの漏水の内、菅の窪で漏水工事をしたので、後は古坂区内で0.3トン、山の中0.2トンが見込まれるが、来月には有収率は更に向上すること、今後この有収率を維持していく方法もこの会議で検討していきたいこと、下の田の漏水については、鉄管が剥離するなど、鉄管が限界の状況であり、仮配管の箇所はステンレス管を60cmほどで本配管し、この上下流側の鉄管も土圧で保持されている状況であり、配管は消火栓の対応のため50mmは必要で今後検討していきたいこと、長谷久保の火事では、消火栓がなかったら山火事になっていたので、集落には消火栓が必要であることなどを協議しました。
小舟送水管布設替工事については、既存のルートか、国道に沿ってのルートか、国道に布設するのかなど、まず設計会社と現地調査で協議し、その結果により国道や河川の占用等の協議や概算事業費など、今年度に詳細設計をして、来年度に工事をするのかなど、次回の会議で検討すること、漏水対策が多く6月の補正予算で緊急対応分を計上したいこと、決算統計の有収率は前年度よりも向上していると思うことなど、今後も当会議でライフラインである上水道関係施設の老朽化・耐震化対策は計画的に進め、漏水対策は迅速・的確に対応することなどを協議してまいります。
▽ 出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川対岸に行き、雨上がりに朝霧が残っていた上空からの風景を撮影しました。
上生坂上空からの風景
その他生坂村では、保小中で耳鼻科検診、中学校1年応援練習(~19日)、食生活改善推進協議会全体会議などが行われました。