信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会全員協議会&上生坂上空からの風景

2023年06月08日 | 生坂村の会議

 8日は雲が多く夕方には雨が降り出し、日差しが乏しくても気温は高めで、昼間はジメッと感じられました。

 午後1時30分からの議会全員協議会は、太田議長、私の挨拶で始まり、協議事項は、平田議会運営委員長から、6月2日(金)の議会運営委員会で決めていただいた会期の日程などの報告をいただき、反省会については協議の結果、20日(火)午後6時からやまなみ荘で実施することになり、本会議中のマスクは自己判断、アクリル板は取り除き、換気は適宜に行うことになりました。

 続いて総務課長から、6月定例会議案について、報告7件の詳しい説明及び事件案2件、条例案3件、予算案2件の要旨と人事案件1件の追加議案の予定を説明させていただきました。

 報告の説明については、運行費国庫補助金が見込額の半額以下になっていることについては、3月定例会後に確定し、今回が減額されたが数年前は増額の時もあり、この補助金の算定は難しいこと。

 小学校の網戸の設置については、今まで設置がされてなく、普通教室を中心に設置することなどの協議をしました。

 脱炭素先行地域づくり事業についての説明に関しての質問と回答内容の概要は、

 各区に何キロワットで何枚くらいのパネルを設置するのか、また各家には50年以内の家に設置するとの事だが、各家庭にはどれ位の枚数と何ワット位の物を乗せるのかとの質問に対しては、オフサイトPPAについて、村全体で1000キロワット程度となること。

 中部電力の制約がある関係上50キロワット未満の太陽光発電所を20か所で1000キロワットと考えている。それをそれぞれの地区10地区あるので、各地区へ100キロワット程度設置する計画となっている。用地が少ない場所は臨時応変に対応していく。パネルは1枚当たり400ワットのパネルで、一枚が畳1畳くらいで50キロ125枚位になり、500㎡位になる。これに蓄電池設備を置くのでもう少し広くなる。

 各民家は築50年以上の建物には設置しない、かやぶき屋根にも設置しない計画。今後50㎡以上の建物を調べ427建物で、世帯構成に関わらず設置できる箇所には設置していく計画で、平均すると6から7キロワットで、パネルの枚数からすると15枚から16枚位になる。余った電気については村全体で融通しあうなどと回答しました。

 1枚当たりのパネルの重さはとの質問に、1枚当たり20キロくらいで1軒に300キロ程度と回答しました。

 設計内容はこの事業内容についての説明によるものかとの質問に対して、設計内容については業務設計も行っていくようになっている。運営についても設計の内容に入っていると回答しました。

 概算事業費という位置づけかとの質問にそうですと回答。

 個人で現在ソーラーパネルを設置しているのと同じシステムと考えて良いかとの質問に、電線自体を持っているのは中部電力で、中部電力の電線を使わせてもらい電気を販売するのは地域エネルギー会社となる。その電気を発電しなければいけないので小水力発電とか、太陽光パネル等で発電した電気を地域エネルギー会社で販売していく。電線は中部電力の物を使う。電気料については現在よりも安くするように計画していると回答しました。

 発電施設を設置する際に個人負担はあるかとの質問に、地域エネルギー会社が設置するので個人の負担はないと答えました。

 事業を行う中で資金が足りなくなった時の対応についての質問があり、事業を行う上での資金計画について採算がとれるように計画を作っていくと回答しました。

 工事を行っていく際に地元業者の技術力を上げる様に対応してほしいとの質問に対して、工事に関する資格等をしっかり調べて技術についても工事に対応できるように進めていくと回答しました。

 生坂ダムの小水力発電の設計で30,000千円かかるのかとの質問に対して、小水力発電の設計、協議、認可等含めての30,000千円になっていると回答しました。

 平ダムの維持放流は利用できないかとの質問に対して、平ダムは維持放流がない、発電後の放流は行っているが、放流水では発電ができないと東京電力との協議で確認していると回答しました。

 オフグリッドハウスは今年度設計で来年度建設をするのか、また、建設に関する事業費も脱炭素先行地域づくり事業に含まれているかとの質問に対して、当初この交付金事業では建物は対象外とされていたが、建物自体が自然エネルギーによるもので事業対象となったと回答しました。

 村が建設して村が運営していくのかとの質問に対して、建物については村が建設していくが運営についてはこれから検討していくと回答しました。

 建設した後の事業計画はどうなっているかとの質問に対して、建設してからの計画は今年度行う事業で地元の意向を調査し、意見を取り入れながら計画していくと回答しました。

 建設してからの維持管理費等はどうしていくかとの質問に対して、この施設は公の施設として建設していくので、今後の維持管理や運営については指定管理制度により公募して行っていくように考えている。また地元の意見を聞きながら管理運営に活かしていくと回答しました。

 6月定例会では、脱炭素先行地域づくり事業の調査、設計、普及啓発、執行事務費等を計上しますので、事業内容や見積り額等を詳細に説明させていただきました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲に覆われても少し朝日が届いていた、上生坂上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で小学生交流(年長)、小学校で1年保育園交流・巡回相談、ベビーマッサージ、お誕生教室、振興課関係業務開札、農業公社評議員選定委員会、一般質問打合せ会議などが行われました。



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