信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

東筑摩郡村長会視察研修3日目&万平集落上空からの風景

2022年10月07日 | 私の活動報告

 7日(金)は冷たい雨が降り一時ザーザーと強まり、昼間も気温はあまり上がらず秋本番の肌寒さになりました。

 視察研修最終日は、宿泊先を午前9時に出発して、近くの登別温泉地獄谷などを視察しました。

 最初に「地獄谷」を右に見て、車で10分ほど走って「奥の湯」と「大湯沼」に行きました。ともに日和山が噴火した時の爆裂火口跡にできた湯の沼です。「奥の湯」は登別温泉街のホテルなど数軒はここの湯を引いて使用しているそうです。

 「奥の湯」の沼底からは硫黄泉が大量に湧き出ていて、表面の温度は60~70度、深いところでは110度にもなっているそうです。

 お隣の「大湯沼」も「奥の湯」と同様、沼底から約130度の硫黄泉が大量に噴出していて、表面温度は40~50度近くになっているとのことです。

 「大湯沼」は広い沼なので、背後の日和山とともに写真映えするスポットでしたので、みんなで記念撮影をしました。

 次は、ずばり「登別温泉の源泉」の地獄谷に寄りました。

 登別温泉は自然湧出量が1日1万トン(ドラム缶約50,000本)で、9種類の泉質があることから「温泉のデパート」と呼ばれています。登別温泉街から2.8kmほど離れたところにある、活火山の日和山の噴火と共に温泉が誕生しました。

 地獄谷は直径約450m、面積約11ha(甲子園球場2.8個分)の広さの爆裂火口群で、温泉や噴気の吹き出し口がたくさんあり、なおかつ高温で、直接足を踏み入れるのが非常に困難なところです。

 その様子がまるで地獄のようだということで、「地獄谷」という名前が付いたとのことでした。

 登別温泉は江戸時代から続く昔ながらの古い温泉で、北海道のなかでも積雪量の少ないエリアに位置し、新千歳空港からのアクセスが1時間圏内にある登別温泉と地獄谷で、四季を問わず、思い立ったときに気軽に訪れることができるスポットです。

 我々の地域にもこの様な硫黄泉が湧き出ている沼があると、観光地と温泉などで雇用創出や観光振興、交流人口増等により自主財源の確保につながると感じました。

 最後の視察先は、「海の駅 ぷらっとみなと市場」に寄りました。

 平成15年に卸売市場から業態転換した小売市場であり、卸売時代の経験を活かし、「安く・新鮮に」をモットーに苫小牧市民の台所を預かっています。

 「近いのでぷらっと来てみたけれど、あのメニューをこの次は食べてみたい。この次はあの店に入ってみたい。この次はこの時期に来てみたい。」と繰り返し来たくなるのが当市場のポイントです。

 日本一の水揚げ量を誇る苫小牧産の北寄貝をはじめ、毛ガニ、ホタテなど苫小牧産、近海産の新鮮な魚介類を数多く取り揃えてありました。ご希望の魚介類をその場でさばき、お客様のご要望にお応えし、刺身コーナーも設けていました。

 時代に併せて組合員も変わり飲食店も増えていく中で近年では道内・道外からの観光のお客様のご支持も頂けるようになり、ここには現在でも売り手と買い手のコミュニケーションといった昔の「朝市」を感じさせるシーンが残っているとのことでした。

 3年ぶりの東筑摩郡村長会視察研修でしたが、我々の地域は今後30年間の地震発生確率が15%以上と評価された糸魚川―静岡構造線断層帯に位置しており、未曾有の地震災害は人ごとではありません。

 今後起こるかもしれない有事の際に、初動の災害対応から、復旧・復興に向けてどのように対応されてきたかなどを視察研修ができ、今後の我々の防災・減災対策や災害対応につなげたいと考えます。

 それぞれの視察のご対応いただいた皆さんには、有意義な視察になりましたことに御礼を申し上げますとともに、視察研修をされた皆さんには大変お疲れ様でございました。

▽ 毎朝恒例の写真は、4日(火)に朝霧が晴れてきた万平集落上空から撮影した風景です。

万平集落上空からの風景

 本日生坂村では、保育園で避難訓練、小学校でALT、中学校で修学旅行・標津町事前検診・2学期中間テスト②、議会だより編集委員会、2班の皆さんの元気塾などが行われました。



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