記憶を変える人たち トラウマ、PTSD に関しても
2011年4月1日(金)
心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフ、矢野裕洋
★もう20年近く前の話ですが、その当時、私は東京でサラリーマンをしていました。
私は転職でその会社に入り、退職するまでずっとKさんという上司に仕えました。
Kさんは仕事がとても出来る人で、私が入社した時は次長でしたが私が退職する年は取締役に出世しました。
Kさん自身、「自分は思い込みが強い」とたまに言っていましたが、Kさんはちょくちょく都合良く記憶が変わるのです。
とても大きく変わるのではなく、微妙な所、細部の所が都合の良いように記憶が変わっているのです。
私はすぐ側でKさんに仕えていましたから、最初は『言い訳をしている』『嘘を言っている』と理解していましたが、どうもそうではないのです。
そのお陰で社外、社内の難局を乗り越えたり、責任をかわしたりして、取締役まで上り詰めました。
日常生活が破綻しているわけではありませんし、本人が苦しんでいるわけではありませんから、精神異常という分類には入りません。
おそらく、記憶が本当に変わっていますから、嘘発見器に掛けられても問題はないと思います。
★人間の記憶は結構いい加減な所があります。
例えば、小学校時代、とても仲の良かった男性三人が何十年ぶりに同窓会で出会ったとしましょう。
小学校時代の遊びの話で盛り上がっているのですが、ある時の遊びに関しては三人が三人共に記憶が違っているのです。
皆さんもご存知でしょうが、記憶の中には、いつの間にか同じような記憶が混じったり、入れ替わったり、自分の願望が記憶に置き換わっていたりする事があります。
★記憶は終わってしまった事です。
記憶は終わってしまった事ですから、記憶が何の為にあるかというと、今と未来の為にあるという事でしょう。
今と未来に、同じような失敗をしないようにする為、具体的には危険な場所や危険な物をしっかり記憶していないと危険に遭遇してしまいます。
もう一つは、今と未来に利益を得る為、具体的にはその場所にこの季節に行くと食べ物があるというようなものです。
記憶自体はもう既に終わってしまった事ですから、今と未来に何らかの形で役立つ事以外は余り価値はないと思えます。
★ましてや、今と未来の自分を苦しめる記憶は整理して無害にしなければいけない。
トラウマやPTSDが代表的なものですが、トラウマもPTSDも既に終わってしまった記憶です。
念の為に書きますが、終わってしまっていないものはトラウマやPTSDではありません。
例えば、5歳の時に犬に噛まれた事がトラウマになって40歳になっても犬が怖くて仕方がない、日常生活にも支障があるというような男性を想像して下さい。
(高橋留美子先生のめぞん一刻が好きな人は40歳ではありませんがテニスのコーチの三鷹さんをイメージしても良いです。)
犬に咬まれたのはもう35年も前の話です。
犬は人間と比べたらとても短命ですから、その時の犬はもうこの世にいません。
5歳の時は体が小さく非力でしたが今は立派な大人になっています。
もうお分かりの人もいるでしょうが、犬を見ると、今は40歳の大人なのに、『自分は5歳。目の前にいる犬は自分を噛んだ犬。自分はこの犬に抵抗も出来ない非力な子供だから嚙み殺されるだろう』と誤認知(認知の歪み)しているのです。
しかし、犬は高等な動物ですから、人間の大人と子供の区別はしっかり付けていると思います。
私自身、子供の頃は犬にバカにされて噛まれた事がありましたが、小学校の中学年になってからは犬にバカにされる事もましてや噛まれた事もありません。
★過剰な警戒状態
最初に書きましたKさんは特殊ですが、人は記憶を多かれ少なかれ修飾します。
辛い記憶でしたら、時間と共に辛さを減じてきます。
例えば、戦争に行った人の辛い記憶の辛さが減じてきて、人によっては、あの頃は若くて良かった、という気持ちになっていたりします。
しかし、真実は戦争ですから、殺すか殺されるか、その時の自分は良い時代だとは全く考えていなかったはずです。
その逆で、記憶が過剰な警戒に修飾されてしまったら、戦争は終わって平和な日本にいるのに、いつ自分は敵兵に殺されるかも知れないと過剰な警戒状態になっていたら、とても辛い日々になります。
その代表的なものがトラウマやPTSDです。
何らかの整理をして、過剰な警戒状態を解かなければ、今、未来と、終わってしまった過去が、過去に力がある分けがないのに、今と未来の自分を苦しめるのです。
もちろん、自分が自分を苦しめるのです。
★宜しかったら、より良い今とより良い未来にする為に、今日のお話を参考にしてください。
次回に続きます。
◎◎◎心理療法ハッピーライフの「無料資料」の請求方法
☆皆さんへ
このブログに書いている内容は心理療法ハッピーライフで高い効果を出している実際の内容を書いています。
気になる人は無料セラピー(90分)をお受け下さい。
この無料セラピーの中でどのようなご質問にもとことんお答えします。
また、心理療法ハッピーライフのセラピー料金は毎回6000円です。
決して前金は頂きません。
前金で5回分とか10回分とかの料金を要求する所は、個人的な意見ですが、私の見て来た経験から、クライエントさんは不満を感じる所だと思います。
心理療法ハッピーライフの最低のゴールは精神科や心療内科に通う必要がなくなる(治る)事です。
遠方の人は電話でセラピーが受けられます。
(心理療法ハッピーライフは教科書を使ったセラピーですから電話でもセラピーが出来ます。)
大丈夫です。
★心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフのブログ やホームページ を読まれて無料セラピー(90分間)を受けたいと思われましたら、まずは無料資料を請求して下さい。
★無料資料は無料セラピーを受けて頂く人用ですから無料資料を読まれただけではほとんど役に立ちません。
★無料資料の内容は、半分はセラピーで使う教科書、半分は既にこのブログで書いている内容で無料セラピーをお受け頂くに当たって再度読んで頂きたいという資料です。
1.郵便局 記号16110 番号18486591 名義 ヤノヤスヒロ(矢野裕洋)
に保証金(無料セラピーを受ける気持ちが有りますという意味)として500円を振り込んで下さい。
(注、無料資料の保証金はお返しするものですので、お互いに振り込み手数料の掛からない郵便局のみでお願いしています。どうしても郵便局以外を希望される方は保証金から振り込み手数料を差し引かせて頂きます。郵便局の通帳を持たれていない場合は郵便局に身分証明と印鑑を持って行けば簡単に作れますから宜しくお願い致します。)
★この500円は無料セラピーを受けて頂きましたら有料セラピーを申し込まれなくても必ずご返金致します。
保証金をお預かりする理由は『無料資料は無料セラピーを受けたいという人用ですよ』と書いているのですが、とても多くの人たちが無料資料を請求しただけで無料セラピーをお受け頂けていません。
こういう理由で無料資料の請求がとても多く業務に支障が出始めましたので本当に無料セラピーを受けられる気持ちのある方だと確かめさせて頂く為に平成22年2月より制度を改めさせて頂きました。
2.振込みが終りましたら、振込み日、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
電話やファックスでのご請求も出来ます。
電話、ファックス 0898ー22ー3755(050-1099ー3966BBフォン)
心理療法という言葉が気になるという人がいらっしゃいますので個人名(矢野裕洋)で市販のA4の茶封筒に手書きでお送りしております。
電話番号はまれにある配達先不明の場合に必要ですから必ずお伺いしております。
こちらから配達先不明の場合以外にお電話をする事はありません。
ヤマト運輸メール便にて約40枚の資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年8月開業ですから現時点で開業13年目になります。
◎質問は基本的に無料資料をご請求頂いた後にお受けする無料セラピー(90分)でお願いしています。
理由は、
★質問に回答するに当たってそれなりの知識を持たれていないと理解できない
★情報量の問題(メールなどでの数百時の文字では内容を伝えられない)で口頭でクライエントさんの理解度を確認しながらお答えをしています。
例外として、制度的なご質問はお受けします。
例えば、無料資料を会社に送る事は出来るかとか電話セラピーと通院セラピーの違い、無料セラピーは家族と一緒に受けられるか等です。
(回答、会社に無料資料をお送り出来ます。電話セラピーと通院セラピーの差はありません。家族と一緒にお受けする事は歓迎します。)
◎心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフの有料セラピーは1時間、6000円です。
所在地
〒794ー0005愛媛県今治市大新田町5ー6ー22コーポラス山下2ー202号
電話(ファックス)0898-22-3755(050-1099ー3966BBフォン)
携帯090-2233-6654 (ソフトバンク)
メールアドレス a@happylife.jp
Skype スカイプ名 happylifejp スカイプ表示名 矢野裕洋
2011年4月1日(金)
心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフ、矢野裕洋
★もう20年近く前の話ですが、その当時、私は東京でサラリーマンをしていました。
私は転職でその会社に入り、退職するまでずっとKさんという上司に仕えました。
Kさんは仕事がとても出来る人で、私が入社した時は次長でしたが私が退職する年は取締役に出世しました。
Kさん自身、「自分は思い込みが強い」とたまに言っていましたが、Kさんはちょくちょく都合良く記憶が変わるのです。
とても大きく変わるのではなく、微妙な所、細部の所が都合の良いように記憶が変わっているのです。
私はすぐ側でKさんに仕えていましたから、最初は『言い訳をしている』『嘘を言っている』と理解していましたが、どうもそうではないのです。
そのお陰で社外、社内の難局を乗り越えたり、責任をかわしたりして、取締役まで上り詰めました。
日常生活が破綻しているわけではありませんし、本人が苦しんでいるわけではありませんから、精神異常という分類には入りません。
おそらく、記憶が本当に変わっていますから、嘘発見器に掛けられても問題はないと思います。
★人間の記憶は結構いい加減な所があります。
例えば、小学校時代、とても仲の良かった男性三人が何十年ぶりに同窓会で出会ったとしましょう。
小学校時代の遊びの話で盛り上がっているのですが、ある時の遊びに関しては三人が三人共に記憶が違っているのです。
皆さんもご存知でしょうが、記憶の中には、いつの間にか同じような記憶が混じったり、入れ替わったり、自分の願望が記憶に置き換わっていたりする事があります。
★記憶は終わってしまった事です。
記憶は終わってしまった事ですから、記憶が何の為にあるかというと、今と未来の為にあるという事でしょう。
今と未来に、同じような失敗をしないようにする為、具体的には危険な場所や危険な物をしっかり記憶していないと危険に遭遇してしまいます。
もう一つは、今と未来に利益を得る為、具体的にはその場所にこの季節に行くと食べ物があるというようなものです。
記憶自体はもう既に終わってしまった事ですから、今と未来に何らかの形で役立つ事以外は余り価値はないと思えます。
★ましてや、今と未来の自分を苦しめる記憶は整理して無害にしなければいけない。
トラウマやPTSDが代表的なものですが、トラウマもPTSDも既に終わってしまった記憶です。
念の為に書きますが、終わってしまっていないものはトラウマやPTSDではありません。
例えば、5歳の時に犬に噛まれた事がトラウマになって40歳になっても犬が怖くて仕方がない、日常生活にも支障があるというような男性を想像して下さい。
(高橋留美子先生のめぞん一刻が好きな人は40歳ではありませんがテニスのコーチの三鷹さんをイメージしても良いです。)
犬に咬まれたのはもう35年も前の話です。
犬は人間と比べたらとても短命ですから、その時の犬はもうこの世にいません。
5歳の時は体が小さく非力でしたが今は立派な大人になっています。
もうお分かりの人もいるでしょうが、犬を見ると、今は40歳の大人なのに、『自分は5歳。目の前にいる犬は自分を噛んだ犬。自分はこの犬に抵抗も出来ない非力な子供だから嚙み殺されるだろう』と誤認知(認知の歪み)しているのです。
しかし、犬は高等な動物ですから、人間の大人と子供の区別はしっかり付けていると思います。
私自身、子供の頃は犬にバカにされて噛まれた事がありましたが、小学校の中学年になってからは犬にバカにされる事もましてや噛まれた事もありません。
★過剰な警戒状態
最初に書きましたKさんは特殊ですが、人は記憶を多かれ少なかれ修飾します。
辛い記憶でしたら、時間と共に辛さを減じてきます。
例えば、戦争に行った人の辛い記憶の辛さが減じてきて、人によっては、あの頃は若くて良かった、という気持ちになっていたりします。
しかし、真実は戦争ですから、殺すか殺されるか、その時の自分は良い時代だとは全く考えていなかったはずです。
その逆で、記憶が過剰な警戒に修飾されてしまったら、戦争は終わって平和な日本にいるのに、いつ自分は敵兵に殺されるかも知れないと過剰な警戒状態になっていたら、とても辛い日々になります。
その代表的なものがトラウマやPTSDです。
何らかの整理をして、過剰な警戒状態を解かなければ、今、未来と、終わってしまった過去が、過去に力がある分けがないのに、今と未来の自分を苦しめるのです。
もちろん、自分が自分を苦しめるのです。
★宜しかったら、より良い今とより良い未来にする為に、今日のお話を参考にしてください。
次回に続きます。
◎◎◎心理療法ハッピーライフの「無料資料」の請求方法
☆皆さんへ
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決して前金は頂きません。
前金で5回分とか10回分とかの料金を要求する所は、個人的な意見ですが、私の見て来た経験から、クライエントさんは不満を感じる所だと思います。
心理療法ハッピーライフの最低のゴールは精神科や心療内科に通う必要がなくなる(治る)事です。
遠方の人は電話でセラピーが受けられます。
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大丈夫です。
★心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフのブログ やホームページ を読まれて無料セラピー(90分間)を受けたいと思われましたら、まずは無料資料を請求して下さい。
★無料資料は無料セラピーを受けて頂く人用ですから無料資料を読まれただけではほとんど役に立ちません。
★無料資料の内容は、半分はセラピーで使う教科書、半分は既にこのブログで書いている内容で無料セラピーをお受け頂くに当たって再度読んで頂きたいという資料です。
1.郵便局 記号16110 番号18486591 名義 ヤノヤスヒロ(矢野裕洋)
に保証金(無料セラピーを受ける気持ちが有りますという意味)として500円を振り込んで下さい。
(注、無料資料の保証金はお返しするものですので、お互いに振り込み手数料の掛からない郵便局のみでお願いしています。どうしても郵便局以外を希望される方は保証金から振り込み手数料を差し引かせて頂きます。郵便局の通帳を持たれていない場合は郵便局に身分証明と印鑑を持って行けば簡単に作れますから宜しくお願い致します。)
★この500円は無料セラピーを受けて頂きましたら有料セラピーを申し込まれなくても必ずご返金致します。
保証金をお預かりする理由は『無料資料は無料セラピーを受けたいという人用ですよ』と書いているのですが、とても多くの人たちが無料資料を請求しただけで無料セラピーをお受け頂けていません。
こういう理由で無料資料の請求がとても多く業務に支障が出始めましたので本当に無料セラピーを受けられる気持ちのある方だと確かめさせて頂く為に平成22年2月より制度を改めさせて頂きました。
2.振込みが終りましたら、振込み日、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
電話やファックスでのご請求も出来ます。
電話、ファックス 0898ー22ー3755(050-1099ー3966BBフォン)
心理療法という言葉が気になるという人がいらっしゃいますので個人名(矢野裕洋)で市販のA4の茶封筒に手書きでお送りしております。
電話番号はまれにある配達先不明の場合に必要ですから必ずお伺いしております。
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心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年8月開業ですから現時点で開業13年目になります。
◎質問は基本的に無料資料をご請求頂いた後にお受けする無料セラピー(90分)でお願いしています。
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★質問に回答するに当たってそれなりの知識を持たれていないと理解できない
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例えば、無料資料を会社に送る事は出来るかとか電話セラピーと通院セラピーの違い、無料セラピーは家族と一緒に受けられるか等です。
(回答、会社に無料資料をお送り出来ます。電話セラピーと通院セラピーの差はありません。家族と一緒にお受けする事は歓迎します。)
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〒794ー0005愛媛県今治市大新田町5ー6ー22コーポラス山下2ー202号
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