結果と原因の法則(例えば対人緊張症)
2008年9月5日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
例えば、赤面症の人がいるとしましょう。
赤面症でない人は「赤面なんか気にしなくて良いのに」と思います。
しかし、赤面症の人は「症状を出さないようにしなければいけない」と思います。
結果と原因の法則。
当たり前ですが、結果だけが存在する事はありません。
必ず、原因があって、結果があるのです。
赤面症でない人は「赤面症の原因の考え方を直せば良いのに」と思うのです。
何故ならば、赤面をしても怖いと思わない思考回路になっているから、赤面症の人も自分と同じ考え方をすれば楽になれる事を知っているからです。
しかし、赤面症の人は結果の症状に焦点を当てます。
赤面という症状さえなくなれば良いと考えます。
症状をなくす為に、医師の投薬治療を受けたり、症状を出ないように開き直りや言い聞かせ、気をそらす、など根本原因ではなく赤面という症状をなくす小手先の対応、対症療法に執着します。
これは、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などに共通するクライエントさんの考え方です。
自分がクリアしている事は良く分かるのに自分が困っている事は良く分からないのです。
灯台下暗し(とうだいもとくらし)ですね。
また、何らかで困っているクライエントさん自身でも自分の困っていない症状は原因の考え方を直せば良いのに、と心から思っているのに、自分が困っている症状に関しては症状を消さなければいけないと結果に焦点を強く当てます。
例えば、摂食障害の人(赤面症で困っていない人)に「赤面症の人を見てどう思いますか?」と聞くと「赤面なんか気にしなくても良いのに。気にしなくても良いという考え方になれば簡単に治るのに。」と言うのです。
しかし、自分自身の摂食障害に関しては症状に焦点を当てて症状をなくそうと強く努力をします。
原因の考え方を修正するという発想は中々出て来ません。
逆に、赤面症の人(摂食障害はない人)に「摂食障害の人を見てどう思いますか?」と聞くと「摂食障害に関して気にしない考え方になれば良い。」と言うのです。
とても変ですよね。
そして、摂食障害の人(赤面症で困っていない人)は、
赤面症は考え方を修正すれば簡単に治ると言うのに、
自分自身の摂食障害は考え方を変える事はとても難しいし無理だと言うのです。
逆に赤面症の人(摂食障害はない人)は逆の事を言います。
結果の症状を何とかしようとしても限界があるのです。
その証拠に何年も何十年も結果の症状を何とかしようと頑張ってきても治らないでしょう。
あなたがあなたの悩み事以外で思っている、自分を含めた、
「困っていない人達の考え方を受け取れば楽になれるのに。」
という考え方を自分の悩み事にも適応しましょう。
楽になるには、結果の症状に焦点を当てるのではなく、原因の考え方に焦点を当てて、困っていない人達の考え方を受け取れば良いのです。
大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。
原因の考え方に焦点を当てて、多くの困っていない人達の考え方を受け取って頂く事で治って頂く、私のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて a@happylife.jp に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
2008年9月5日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
例えば、赤面症の人がいるとしましょう。
赤面症でない人は「赤面なんか気にしなくて良いのに」と思います。
しかし、赤面症の人は「症状を出さないようにしなければいけない」と思います。
結果と原因の法則。
当たり前ですが、結果だけが存在する事はありません。
必ず、原因があって、結果があるのです。
赤面症でない人は「赤面症の原因の考え方を直せば良いのに」と思うのです。
何故ならば、赤面をしても怖いと思わない思考回路になっているから、赤面症の人も自分と同じ考え方をすれば楽になれる事を知っているからです。
しかし、赤面症の人は結果の症状に焦点を当てます。
赤面という症状さえなくなれば良いと考えます。
症状をなくす為に、医師の投薬治療を受けたり、症状を出ないように開き直りや言い聞かせ、気をそらす、など根本原因ではなく赤面という症状をなくす小手先の対応、対症療法に執着します。
これは、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などに共通するクライエントさんの考え方です。
自分がクリアしている事は良く分かるのに自分が困っている事は良く分からないのです。
灯台下暗し(とうだいもとくらし)ですね。
また、何らかで困っているクライエントさん自身でも自分の困っていない症状は原因の考え方を直せば良いのに、と心から思っているのに、自分が困っている症状に関しては症状を消さなければいけないと結果に焦点を強く当てます。
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しかし、自分自身の摂食障害に関しては症状に焦点を当てて症状をなくそうと強く努力をします。
原因の考え方を修正するという発想は中々出て来ません。
逆に、赤面症の人(摂食障害はない人)に「摂食障害の人を見てどう思いますか?」と聞くと「摂食障害に関して気にしない考え方になれば良い。」と言うのです。
とても変ですよね。
そして、摂食障害の人(赤面症で困っていない人)は、
赤面症は考え方を修正すれば簡単に治ると言うのに、
自分自身の摂食障害は考え方を変える事はとても難しいし無理だと言うのです。
逆に赤面症の人(摂食障害はない人)は逆の事を言います。
結果の症状を何とかしようとしても限界があるのです。
その証拠に何年も何十年も結果の症状を何とかしようと頑張ってきても治らないでしょう。
あなたがあなたの悩み事以外で思っている、自分を含めた、
「困っていない人達の考え方を受け取れば楽になれるのに。」
という考え方を自分の悩み事にも適応しましょう。
楽になるには、結果の症状に焦点を当てるのではなく、原因の考え方に焦点を当てて、困っていない人達の考え方を受け取れば良いのです。
大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。
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