ご家族の方へ 必要な人生勉強不足の人ほど自分の人生勉強不足を認めたがりません。
必要な人生勉強不足が原因で、多くの人たちは怖がらないような事を本人は怖がり、結果として、不登校や引き籠り、対人緊張症(社交不安障害)、神経症、うつ病、発達障害などになっていると書きました。
もちろん例外はあります。
では、どうすれば問題が解決するのかというと、ご家族が悩み苦しんでいる不登校や引き籠り、対人緊張症、神経症、うつ病、発達障害などのご家族は必要な人生勉強をする事で多くの人たちと同じように感じて、同じように考えるようになる、言い換えると、治る、という事です。
しかし、前回のブログで必要な人生勉強不足の人たちは、小学校低学年~幼稚園児くらいの感じ方、考え方をしていると書きました。
もちろん、成人している人は姿形は大人そのものです。学校の勉強は色々な事からの勘違いからですが色々な事が怖いですから、本人は勘違いとは分かっていないのですが、毎日を生きる事がサバイバルですから、勉強どころではないので、学校の勉強が出来ない人が多いですが、中にはとても出来て超難関大学や中々成れない弁護士などの職業に就いている人たちも居ます。
必要な人生勉強が出来ていないだけで、知能が低い分けでも、脳が異常なのでもありませんから。
しかし、必要な人生勉強が出来ていない人になればなるほど、自分の人生勉強が出来ていない事を認めたがりません。
ですから、このブログに、だいぶ昔ですが、クライエントさんは幼稚園児のようにダダを捏ねますから、私は幼稚園の先生をしているように思う事が有ると書いた事が有ります。
そうなのです。姿形は立派な大人でも(中にはおじいさん、おばあさんというような風貌の人も居ます)、有名難関大学を出て、有名一流企業や難関な職業に就いていても、不安の処理が出来ない、客観視が十分出来ないから主観中心で思考している、言い換えれば、この点は、小学校低学年から幼稚園児の頃のままですから、ダダを捏ねます。
ダダを捏ねる個人差は結構ありますが、クライエントさんは皆さん、何らかの子供のようなダダを捏ねます。言い換えれば、必要な人生勉強が出来ていませんから、子供ですからね。
そして、ご家族や私が最も困るダダは、自分の必要な人生勉強不足をどんなに論理的に説明をしても頑として受け入れない、拒否をする人たちです。
例えば、必要な人生勉強が出来ていないから、本当は怖くない事を異常に強く怖がって学校に行けないのに、「自分は学校に行こうと思ったら行ける」と言い、場合によっては暴力を振るってまで、自分の必要な人生勉強不足を認めない、必要な人生勉強のセラピーを受けようとしないのです。理由は、小学校低学年から幼稚園児の感覚、考え方をしていますから、自分は出来の悪い子だと思われたら育ててくれない、というような恐怖からです。ただし、本人は必要な人生勉強不足ですから明確化が出来ませんから、自分は何でこんなに必要な人生勉強不足だという事を、論理的には分かっているはずなのに、怖くて受け入れようとしないのかがはっきりとは分かっていないはずですが。ズバリ、私がこの事を説明しても受け入れる事はとても少ないです。
ご家族の方へ 本人は必要な人生勉強不足をしていて考え方、感じ方が大きくずれている事を、自分の考え方、感じ方はこうだと言って本人と考え方、感じ方が違う事を話し合うのも良いでしょう。簡単ではなく、とても長い道のりになる可能性が高いですが、本人が必要な人生勉強不足を素直に受け入れなければ一生本人も辛いし、家族も辛いままです。