芥川龍之介の「ぼんやりとした不安」に共感してはいけません。ぼんやりとした不安を明確化して、「はっきりとした不安」にしないと心地良い人生にはなりません。
芥川龍之介が自殺をする前の有名な言葉に、「ぼんやりとした不安」という言葉があります。
流石は日本を代表する文学者だから、素晴らしい言葉を残した、と中高校生の時の私は思っていました。
しかし、今の私は全く共感できませんし、過去の私のように共感してはいけないと思います。
芥川龍之介は文学者で心理学や心理療法は専門ではないですが、
芥川龍之介ほどの文学者でしたら、自分を客観視して、この「ぼんやりとした不安」の「ぼんやり」を明確化して欲しかったと思います。
この世の中で最も怖い事は「ぼんやりとした恐怖」です。
ですから「不安は恐怖だ」という間違った考え方をしている人たちは、この「ぼんやりとした不安」はとても強い恐怖です。
しかし、「幽霊見たり枯れ尾花」や、ちょっと違いますが、「案ずるよりも産むが易し」ということわざの通り、「明確化」された「不安」や「恐怖」は人の人生を振り回す力はなくなります。
皆さんにお願いします。
このような「ぼんやりとした不安」や「ぼんやりとした恐怖」を放置しないで、「明確化」して下さい。
簡単な「明確化」の方法は、この「ぼんやりとしたもの」に関して思いつくものを箇条書きで紙に書き尽くす事です。
書き尽くしたら、「こんなものか」と思われるはずです。
私の書いた本「不安救急」には「不安や心配」に苛まれなくなる事や「不安や心配」に振り回されなくなる方法を科学的に論理的に具体的に、8万字ほどの字数で書いています。
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矢野裕洋でした。